1.ジョン・ハム
2.ヘンリー・ロリンズ
3.ティモシー・オリファント
4.マット・ディロン
5.ギャレット・ディラハント
・・・という面々。
なるほど、各人とも個性的で独特なニーガン像がイメージできる、私見ながらあくまで見た目で言うとヘンリー・ロリンズがぴったりのような気がする。
まあ、この人がボーカルのパンクバンドの動画を見ているのでそのイメージも手伝ってそう思うのだが。
今のニーガン役には賛否両論ある、ぴったりだと言う人もいれば、「目がくりくりしていて悪党っぽくない」、「もっとゴツければよかったのに」などと言う人もいる。
私はそう悪くないと思っている、鉄条網を巻いたバット=ルシールで人の頭を叩き割るような感じには見えないけれど、見た目が悪くなさそうな人が極悪人だという事例はたくさんあるではないか、結局のところ立ち居振る舞いがその人を決める、だから目がくりくりして可愛くてもこの役者はニーガン役に適していると思うのだ。
ぴったりのハマり役とまでは言わないのは昔のテレビドラマ「グレイズ・アナトミー」でキャサリン・ハイグル演じるイジーが恋に落ちる死にゆく患者=デニー役のイメージが強いからだ。
デニーの死後、脳に転移した皮膚癌のせいで命の危機迫るイジーは実生活中にデニーの幻想をそこかしこに見るようになる、切ない各エピソードの記憶が私の脳内でルシールを振り回すニーガンを邪魔しているのだ。
まあ、そんなことはさておいて、惚れ惚れするような美しい歯並びとくりくりの目に相反する残忍冷酷さのミックスはなんとも言いがたいものがある。
結局のところハマり役なのかもしれない、このまま悪党を貫くのか、それともどこかで変化するのか、今後の展開が気になるところである。