2016年11月13日日曜日

早すぎて不安

先週火曜日の早朝に博多駅前の道路が大きく陥没した(2016年11月8日のブログ)、前回も書いた通り陥没現場には「穴」というイメージから外れるほど大きな穴が開いた。

その後の様子が気になってしかたがないので経過をニュースで追っていた中、その日の夜のネット上でのニュースだったろうか、「特殊な泥を混ぜたコンクリートで埋め戻し作業が始まった」と記事の文末を締める1行を更なる崩落を防ぐためにピンポイントで地盤を補強するためだろうと解釈していたのだが、現実は本当に陥没ヶ所の埋め戻しだった。


しかも、なんと翌日には前日見えていた大きな穴は既に浅くなっていて、数段低い土地のような感じで修復工事に携わっているのであろう人の姿がその上に見えているではないか。

高い位置から撮られた現場の画像を見たのだが、その穴の縁にはコンクリートを流し込んでいるであろうミキサー車が横に並んでいて、その後の出番を待つ車の列の画像も見た、一体どれだけのミキサー車が待機していたのだろう。

更に翌日、穴は一段と浅くなり、片側の一部はもう道路と同じ高さになっていて工事で使う大型の車両が通行しているようも見えた、まだ2日経っただけではないか。

そして明日、夜遅くになるだろうが一般車用も普通に通れる道路に戻るという、この早さには驚くばかり、私はてっきり1ヶ月かそれ以上かかるのではないかと慌ただしい年の瀬に向けての影響を考えていたのだった。

それが1週間待たずに・・・。

この早さを実現した対応力と技術力には素直に凄いなとは思うが、ここまで早いと逆に不安である、突貫工事ではなくしっかり計画された修復工事なのだろうけれど、またいきなり陥没したりしないだろうかと心配になってくる。

残るは影響を受けた周囲への補償や今後の地下鉄延伸工事であろう、道路は通行可能となっても全ての問題が解決するのはまだまだ先のこととなる。