2016年7月31日日曜日

早かった当確

気になって仕方がなかった東京都知事選挙(2016年7月27日のブログ)も終わった、結果は小池百合子氏の当選、2位の増田寛也(ますだひろや)氏に大差をつけるもよう。

鳥越俊太郎氏は今のところ3位だが、この人が当選するとは全く思っていなかったので妥当な結果だと思う、まあ、4位でもおかしくはないと思うのだが。

それにしても当確が出るのが早かった、投票時間締め切りとほぼ同時だったようで、開票率0%の時点で小池氏に当確が出た。

期日前投票や、今日の投票後の人たちへのアンケートで既に結果がどうなるのかはかなりの確度で予想が立ってのことなのだろうが、人によっては「0%の時点でもう?」と思った人は少なくないようで、Twitterのタイムラインの流れを眺めていると「裏で何かしているのでは」、「絶対何かある」、「0%で当確はおかしい」と言った意見が意外と多く目に留まった。

なので当確を出す側も、独自の調査に自信があってのことは分かるのだが、当確の出る仕組みをきちんと説明するか、いっそのこともう少し遅れてからにしたほうが良かったかもしれない、たとえば開票率10%を待ってみたり。

まあ、私個人の意見としては当確の出る仕組みを理解してもらうほうがより良いとは思うけれど。

それにしても鳥越氏が当選などしなくてよかったと内心ホッとしている、小池氏が万全ではないのは承知しているし、増田氏でも同じだろう、三者三様の長所と短所があるのは当たり前なのだが、その質は大いに問われるべきだと思っている、その上で、もし私が都民で投票権を持っていたら消去法で小池氏を選んだだろう。

小池氏はハードな戦いを乗り越えてみせた、だが、本当に大変なのはこれからである、敵はたくさんいてなんとかして足を引っ張ろうと悪巧みを練っている輩はどこぞの密室で仲間らとヒソヒソ話でもしていることだろう。

だから小池氏には信頼できる賢くフットワークの軽いバックが必要、伏魔殿を安心して闊歩できるように携えておく魔除けの札のようなものだ。

茨の道で何かと苦労は絶えないだろうが、都民の期待を背負って都知事になったのだから頑張ってほしいと思う。

そういえば、私は珍しく都知事選挙がらみの話題を見たくて平日昼間のワイドショーを録画していたのだが、そこでことあるごとに増田氏を推していた福岡出身の政治ジャーナリストがいた、露骨な増田氏推しだなと思ってみていたが結果は小池氏だった。

印象操作なのだろうなと思いながら見ていた、でも全て無駄骨だ、もうするな。>そのジャーナリスト