失敗したらどうしようと怖気づいてなかなか踏み出せない姪っ子、豚の角煮はまだ挑戦していないらしい(2016年5月23日のブログ)、その代わりというわけではないがキャベツの漬物を既に何度か作って食べているという。
姪っ子には以前に「キャベツが安い時に買って塩で・・・」と簡単な作り方を話したことがあったのだ。
なにせ準備するものはキャベツと容器と塩、そして好みで洋風なローリエやキャラウェイ、和風なら生姜や実山椒というもの、姪っ子は洋風なそれをガラス容器に作っては姉の家の台所に並べている、昼間に姉が在宅しているので風通しが良くて涼しいからだ。
だが、4つのガラス容器のうち、1つだけ見た目の感じが若干違う、なんとなく変化が早いのだ、しかも部分的に色が暗い気がする、他のものよりも液の濁りも濃い。
蓋を開けてみると酸っぱい匂いはするのだが、なんだか弱めで質が違う。
他の3つは発酵で変化していたが、この1つは失敗したのかもしれない、発酵か腐敗か微妙なところで推移しているのだと思う。
姪っ子のものなので勝手に廃棄するわけにはいかない、なので紙にマジックでバツ印を書いて容器に貼り付けてきた、姪っ子は驚くだろうが中を確認すれば納得すると思う、明日の朝やって来るらしい。
・・・私もお節介だなと自分でも思う。
市販のパック入りの漬物もそうなのだが、「漬物だから大丈夫」と状態の変化を発酵だと信じて疑わないのは危険な場合もある、発酵食品とて保存の状態が悪ければ腐敗することもある、もちろん食べれば味が変になっているだろうし腹もこわす。
姪っ子ももう少し慣れれば失敗せずに上手にキャベツの漬物を作れるようになるはず、豚の角煮はまだだけど、キャベツの漬物のお裾分けなどあれば嬉しい。
私の好物である焼いた鯖の付け合せにもよく合う、ご飯がすすむ組み合わせ。