2016年7月24日日曜日
秘密の浜辺
今年初となる海水浴へ4人で出掛けた、メンバーは先日の焼肉友の会(2016年7月18日のブログ)と全く同じ顔ぶれだった。
向かった浜辺は福岡市から東へかなり離れた場所にある秘密の浜辺、何故に秘密なのかと言えば穴場だからである、そこに浜辺が広がっているのは知られていたとしても、車を停めた場所からそこまでのはっきりとした通り道がないので誰も行かないのだ、いや、行きたくても行けないのである。
車道から見えるきれいな浜辺から先の、草の茂みや松林を抜けて、足場の脆いそれなりのの高低差を下る人はまずいないと思う、・・・だが、実はかなり遠回りになるものの安全に通れる道があるのだ、地元の人には知られているのだろうけれどパッと見では判りづらい獣道のようなものがある、私たちはそこを通って行くのだ。
福岡市上空はやや雲の多い空だったが、移動するにつれ青空が広くなった。
ごみを散らかさず、水と砂が汚れるのでサンオイルやローション、日焼け止めも使わず、行った時と同じ状態で帰るようにしようというのは仲間内での事前の約束、なのでバーベキューなどはあり得ない、以ての外である。
また、前日に町内の人がウミケムシで皮膚炎を起こしていたので充分に注意した。
午後3時頃に到着し、木陰のお茶でしばし休憩、それからせいぜい肩ほどの深さの場所で穏やかな海を楽しんできた、3時間ほどそこにいて、夕方の日差しで空がなんとなく赤味を帯びてきた頃に帰り支度を始めた。
泳ぎっぱなしで過ごしたわけでなく、浜辺を走り回ることもなく、日焼けは少し黒くなっただけでヒリヒリとした火傷は無い、疲れもごく軽いものなので明日の仕事に影響は無い(と思う)、いろんな意味で大人の海水浴だった。
ハマゴウの葉を踏むと良い香りが漂ってきた、青い小さな花も咲いていた、この夏の間にもう一度来れたらいいなと思う。
気になったのは有料の駐車場に車を停めて車道に沿って歩き、そこから茂みに入り獣道を辿る間で辺りの草がところどころ枯れていたのだ、枯れていない草は青々とし、その中に茶色くすっかり枯れた草の部分が交互に混じっているので除草剤を使ったというのではないと思うが、なんだろう。
その位置から「この海はどこの海だ?」という色合いで1枚撮れた、日差しの加減と、派手めな色で撮れるスマホのせいなので実際にはこれほど鮮やかではないが、それでもきれいな海だった。