2016年7月30日土曜日

昔の約半分

今月の入っていきなり暑くなった、寝苦しいので夜間は連日エアコンに頼っている、それも不要なほど涼しかった夜も数日あったけれど、梅雨が明けてからというものエアコンが無いと夜は眠れない、睡眠不足が何日も続くようなら体を壊してしまうだろう。

そのせいで電気料金も上がった、ざっとであるが6,000円台半ばになると思う、先月(6月使用分)が3,900円ほどなのでかなり上がる、冷蔵庫の運転時間も長くなっているはず、それでも他所の家庭よりはずっと安いだろう、うちは元々あまり使うほうではないので普段から安い。

仕事に出かけている間に消費される電力といえば冷蔵庫とごく僅かなテレビの待機電力くらいで、モデムやルーターすら電源を切っているので他に電力を消費しそうなものは特に無い、独り住まいはどこもそうだとは思うが。

確かに7月使用分の電気料金は上がるが、それでも昔は12,000円ほど払っていたのと比べるとほぼ半分である、昔と言っても15年ほど前の同じ月との比較してのこと。

その頃と何が違うのかと言えば家電製品それぞれの消費電力が少なくなったのが大きい、例えば冷蔵庫は容量が増えたのに消費電力は2/3になり、サークル型蛍光灯をLED電球に換えて1/4となった、ブラウン管式のハイビジョンテレビ→液晶テレビになって1/4、PCで使うCRTモニタ→液晶モニタで1/5といった具合である。

それと、洗濯時にしょっちゅう使っていた衣類乾燥機は真冬や梅雨時などの乾きにくい時だけに限定し、エアコンも夏場は扇風機で凌げぬ時だけ、冬場もホットカーペットやシーズヒーターでは力不足の時にだけなので運転時間は格段に減った、電気料金が下がったのはそういったものの積み重ねでもある。

それと、夏場のエアコンでちょっとした工夫をしている、もしかしたら役に立つかもしれないので紹介しておくことにしよう、帰宅時などに部屋の中に熱気がこもって少々風を通したくらいではエアコンに頼ってもなかなか冷えてはくれない時などは敢えて「室内干し」をするのである。

なので洗濯時などが好都合、洗い終わったTシャツやフェイスタオルなどを数枚部屋の中に吊るして干すのだ、至って普通の室内干しなのだが扇風機で風を当てるのがポイント、もちろんサーキュレーターでも構わない。

扇風機の風に吹かれて干した洗濯物から水分が急速に蒸発し、その時に気化熱をどんどん奪うので洗濯物を通り過ぎた風はヒヤリと冷える、蒸発した水はエアコンの中で再び水に戻ってドレイン管を通って外へ排水、水に戻る時に放出される熱は熱交換器で外へ排熱、この繰り返しで室内が早く冷える。

「そのくらい既にやってるよ」と言う人も多いだろう、意外と効果的なのでお試しを。>皆様

今年の夏は暑い、季節家電や氷菓の生産や売れ行きが良いらしい、暑いと体も疲れやすくなるけれど、夏は夏なりに暑く、冬は冬なりに寒いほうが経済はよく回る。

極端な暑さ寒さでなければそれで良し・・・だと思っている。