先々月の終わり頃に姉の住まいのムカデ対策をした(2016年4月26日のブログ)、あれから1ヶ月以上が過ぎて効果はあったのだろうかと気になって見に行った。
数ヶ所に置いた毒餌の周囲を注意しておくようにと姉にも言っていたので週に何度かは見てくれたらしいがムカデの姿はなかったという、うむ、それは幸いなことである、それでよかった、驚くほど大きなムカデがドーンと息絶えていたらそれはそれでゾッとする光景ではないか。
その代わりというわけではないだろうがダンゴムシがかなり死んでいた、特に縁側の下に置いた毒餌の周りにはいくつもの死骸を確認、毒餌の成分そのものは確かなようである。
まあ、毒餌の効果は1ヶ月ほどということなのでそろそろ交換したほうが良さそうである、新たに同じものか、或いは待ち伏せ効果のあるスプレー式にするか、いずれにしろ数日中に買っておこうと思う。
・・・ああ、でも近所の猫に影響しそうで怖いのでスプレー式よりは今と同じ誤食の心配の無い容器入りの毒餌タイプが無難か。
ところで、咬まれる被害という点において、人とムカデの接点とはどこにあるのだろうとザッと考えてみた、すぐに思いついたのが「靴」、これは多くの人が知っていると思う。
そして意外に思われるかもしれないのが「傘」、雨の後に閉じないままにした傘に入り込むことがある、そんな傘をまた使おうと逆さにして差すとポトリと落ちてくる。
この傘とムカデについては忘れられない思い出がある、ずっと昔に香椎へ行こうとJR博多駅から快速列車に乗り込んで席に座って発車を待っていた時、そこへ乗ってきたばかりの女性の傘からムカデが這い出てくるのを見て肝をつぶしたことがある、当然のこと周囲は軽いパニックとなった、謎なのはその女性は傘を差して雨の中を駅に来たのは間違いないが、その間ムカデはどこにいたのだろうか、内側の傘骨のあたりにしがみついていたのではないか、もしそうなら女性は自分の頭のすぐ近くにムカデがいたまま歩いて来たことになる、なんとも怖い光景である。
いや、或いは畳んだ傘をどこかに立てかけている間にでも入り込まれたという可能性もある。
もうひとつゾッとするのが風呂場の腰掛けの裏、風呂場はムカデがいかにも好みそうな環境で、腰掛けに黒カビが生えてきたのできれいにしようと裏返してみるとかなり大きなものが張り付いていたという怖い話を聞いたことがある。
そんなところに入り込まないでくれと思うが、ムカデはそこが好きなのだから仕方ない。
以前にも書いたが都市部でもムカデは普通にいる、活動が一層活発となる熱帯夜の季節もすぐそこ、どうか咬まれたりしませんように。>皆様