2016年6月11日土曜日

熱帯夜の予感


日が暮れてもまだ暑い、昼間はかなり強い海風が吹いて涼しい福岡市だが、残念なことに日が暮れるとそれはピタリと止まってしまう、時刻でいう午後8時過ぎからの部屋でのんびり寛ぐ頃の風が吹いて欲しい時間帯である。

今週はベランダからの風で涼みながら部屋でゴロゴロという週末にはならなかった。

気温はこのブログを書いている午後10時半過ぎの時点で26度を超えている、数時間前から僅か1度ほどしか下がっていない、きっと日付を跨いでもまだ25度以上あり、午前4時過ぎには東の空がじんわりと明るくなり始める朝の早いこの時期なのでもしかしたら25度を割らずに夜が明けて気温は再び上がり始めるのではないだろうか。

今年初の熱帯夜になるかもしれない。

蒸し暑ければ蒸し暑いほど直後に降る雨は激しいことが多い、明日は夜にかなりの降り方をすると予報では言う、まあ、梅雨なので仕方がないのだけれど。

そういえば今年に入ってまだ台風が発生していないらしい、昨年は妙に早かったと記憶している、確か1月半ばではなかっただろうか、今年は6月に入ってもまだ1個も発生していない、静かなのは有り難いが静か過ぎて逆に不気味な気もする。

まさか突如として強烈な台風が来たりするのではないか。

あと10日経ては夏至を迎える、日付でいう6月21日は太陽が北回帰線に達し、翌日からはまた赤道と、その向こう側の南回帰線目指してゆっくりと折り返して帰り始めるのである、梅雨も明けてなく暑さも本番前だというのに気の早い話である。

博多祇園山笠、大濠公園の花火大会、海に山に、スイカにお化けの話、夏はイベントと楽しみがたくさんあるけれど、まずはその前に梅雨を越えねばならない。

なにより大雨対策なのだぞと、湿度たっぷりな暑い夜がそう言い聞かせてくれているような気がする。