2016年6月20日月曜日

今は勘弁してくれ


梅雨に入ってまだ半ばも過ぎないというのに大雨である、福岡でも午後9時過ぎから雨脚が強くなり、ベランダの手摺にぶつかる雨音が大きくなり、ラジオの音にも遮られることなく耳に届くようになった。

外を見ると白く煙ったような街並みが見える、雨粒が砕ける時のしぶきが立っているのと、湿度が高いところへ強い雨が降って気温が急に下がっているせいだろうと思う。

アメダスを見てみると福岡では午後10時時点の記録として26.5mmとなっていた、あんなに降っても30mmは超えないのかと思うのと同時に熊本での地震の被災地が気になる。

レーダー画像を見てみると福岡の雨雲はすんなりと東へ進んで山口県へと移動したが、熊本あたりにかかる雨雲は強雨のもので更に範囲が広い、先に長崎で1時間に80mmほどを降らせた雨雲がそのまま熊本へと移動している、しかも、時間が経ってもあまり位置が変わらないのだ、予想図で見ても動きがゆっくりなのだ。

熊本に大雨が降るのならすぐ隣の益城町でもそうだろう、雲が移動するそのまた隣の南阿蘇でも同じように雨が降るはず、地盤が緩んでいるのでちょっとした雨でも怖いというのに、こんなにドッと降られたのではたまったものではない。

いや、正直怖いのだ。

今だけは海上にでも降ってはくれないものかと思うが、自然相手のことなのでどうしようもない、何かしらの被害が出ないよう願うばかりである。

そしてつい先ほどアメダスを見てみると、熊本では午後11時時点の記録として89mmの雨となっている、益城町は64.5mm、南阿蘇は23mm。

ああ、本当に勘弁してやって欲しい。