2016年6月4日土曜日

互換性はいかに

液体電子蚊取り器で使っているボトルの中身がかなり少なくなったので帰りにドラッグストアに寄った、この店のプライベートブランドとして売られてはいるが商品自体はフマキラーのベープリキッドそのままである。

だが、残念なことに所望の品である詰め替え60日用2本セットは置いてなかった、売り切れか? もしやプライベートブランドとしての販売を終了したのではあるまいか、近くで前掛けをした品出し中のアルバイトさんに訊いてみたが「すみません、わかりません」ということなので白衣を着た別の人に訊こうかと思ったが接客中だったので今日は何も買わずに店を出た。

他メーカーの純正品、たとえばアースのノーマット60日用などは在庫が潤沢にあったようだが価格差が大きいので買わなかったのだ、いや、私の電子蚊取り器はアースのノーマットである、純正品を買えば全く問題ないのだがケチな私は300円近い差に敏感なのだ。

ふと思ったのだが各社電子蚊取り器のボトルの互換性はどうなっているのだろう、私は姉が使っているベープリキッドのボトルが空になった時、試しにそれを私の部屋のノーマットのほうに取り付けてみたところカチッときれいにセット可能なのを知った、成分も同じであることからそれ以来ノーマットの本体にベープリキッドのボトルをセットするというメーカー非推奨のイレギュラーな使い方をしているがこの3シーズン中に問題は全く起きていない。

最初のうちは発火するのではないかといった心配もあったのだけれど。

アース純正のボトルとベープリキッドのボトルとを比べてみると、心なしか本体のヒーター部で加熱される蒸散棒がアースのほうが若干太くて僅かに長いような気はする、とはいえベープリキッドのボトルを使ってみてもちゃんと蚊も落ちてくるし全く刺されもしない、なによりボトルの中の液がちゃんと減っているので効果はしっかり出ているのだと思う、液の減りが極端に違うということもなさそうである。

もうひとつ、どこででも買えそうなものにキンチョウのキンチョウリキッドというものもあるのだが、こちらは前に挙げた2社のものとは違って中の液が水性なのだという、これもボトルのサイズが同じで本体にちゃんとセット可能なら使えるのだろうか、「水性」という点で設計された器具に使うものなので私が使っているアースノーマット用の本体では今のところ試すには至っていない。

おっと、このブログを読んで試してみて、それで何かしらのトラブルが起きても私は一切責任をとれない、試すのは各自の自己責任ということで。>皆様

液体電子蚊取り器の詰め替えボトルはなかなかの価格である、決して安くはない、セットする本体をやや高めの価格に設定し、詰め替えボトルをもうちょっと安価にしてもらったほうが個人的には歓迎できる。

この点、プリンター本体を破格の安さで売り、詰め替えのインクカートリッジを結構な値段で売るスタイルと似ている、まあ、素人な私の考えの及ばぬ仕組みで成り立っているビジネスなのだろうけれど。

残り少なくなった現在使用中のボトルの中身、あと1週間ほどで空になってしまいそうである、近日中に再び今日行ったドラッグストアへ寄ってみて、プライベートブランドの詰め替え用がなければ仕方ないので純正品でも買うしかない。

少々高いが、眠っている間に蚊にでこぼこにされるよりはずっとマシである。



(追記:2016年9月1日)

一応、その後の報告を。

結局、アース純正の詰め替えボトルは買わずに「キンチョウリキッド」の詰め替えを買ってみた、アースノーマット本体へセットして気付いたのだが、薬液をヒーター部分へと導く蒸散棒が短めである、6月4日のこのブログ本文に書いた通りフマキラー社の「ベープリキッド」もアース純正に比べるとなんとなく短いようではあったが、キンチョウリキッドのそれは更に短いようだ。

なのでアースノーマット本体にセットした時に蒸散棒の頭がヒーター部より凹んで見えるのだ、それでちゃんと効果は出ているのかといえば蚊は落ちるし寄って来なくもなるので効果はある、灯りを消して真っ暗の状態でLEDライトの光をヒーター部の真上から照らすと熱で成分が蒸散し靄のように立ち昇るのが目視で確認できた。

ただし、その靄は心なしかアースノーマット純正やベープリキッドに比べると朧な感じがする、それと、薬液の減りが若干早いような気がする。

なのでキンチョウリキッドが無くなりそうな今、プライベートブランドとして売られているベープリキッドの在庫を確認したのでブログの冒頭でも書いたドラッグストアで2個入りを買った、税込みで600円もしないのは純正と比べると破格と言える。