仕事帰りにスマホを見てみるとメールとメッセージがやたらと多い、メールにはメルマガも混じっているだろうけれどメッセージの多さが気になる、内容を確認しようと帰宅途中の公園のベンチに座った。
近くのカラスの声がうるさいので目を向けると仲間同士でレジ袋を奪い合っていた、中に何か入っているのか？
それはさておきメッセージを確認すると「どれか欲しいものがあれば買っておきます」と城南区のスーパーからの画像ということで甥っ子から69円や85円といった値札の画像が10枚ほど届いていた。
だが、肝心の商品の画像や説明が一切ないのだ、なので何が69円なのかがさっぱり分からない、「何の値段なのだ」とメッセージを返すと「しまった！ どれが何なのか分からなくなってしまいました」と言うではないか、全てペットボトルの飲料だそうだが私は要らない。
他の友人からのメッセージに返信をして一息、騒いでいたカラスを見てみると2羽いたうちの1羽はどこかへ行ってしまい、残った1羽はなぜだか背を低く保ち警戒しながら辺りを見回している、何をしているのだろうと思っていたら別の鳥がカラスを襲っていたのだ。
まあ、襲うと言っても餌として食ってしまおうというのではなく、ちょっかいを出すというのが適当なのだろうけれど。
カラスが別の鳥を襲ってヒナを食べたりするのは珍しくないが、逆に襲われるのはそう多くない。
襲っていたのはハクセキレイ・・・か、ホオジロハクセキレイ、どちらだろう、私にはそれら2種類の見分けが付かない、ちょこちょこと歩いて止まっては尻尾を上下にフリフリする白と黒のツートンカラーな鳥である。
カラスよりも機敏なのでツガイと思しき2羽が交互にアタックするのでカラスもたまったものではない、逃げようと飛び去っても後ろから尾羽を突かれたりするので本気で逃げているのが見ていて分かるのだ。
以前よりも見かける機会が多くなったハクセキレイ、都市部の公園はもちろん、近所のアスファルトの道路上を普通に歩いていたりする、昔はどこにいたのだろう？ すぐ近くにいたのに意識していなかったので気が付かなかっただけであろうか。
ハクセキレイの画像が無いので説明が難しいが、検索するとたくさん出てくる、このブログを読んでいる人の近くにもいて、実は普段から目にしている鳥だったりするのかもしれない。
