実家町内の集まりでの同年代の面々は甘い物はあまり口にしないが、同じ同年代でも友人連中となるとスイーツの食べ放題にさえ一緒に出掛けてしまうほど揃って甘い物が好きである、この違いはなんだろう、常々思っていたが全く以って不思議である。
ゲイだからか? ・・・いや、それは関係ないか。
私も和洋を問わず甘い物が好きで、仕事帰りの回転焼き(他所では「大判焼き」や「今川焼き」と呼ぶ地域もあるらしい)は至福のひとときだとさえ感じている。
今日の昼過ぎに「大きなプリンを買った」という友人からのメッセージが届いていた、味についての検証は夕食後にするという報告だ、買ったのは全国にある業務スーパー、大きなプリンとはどれくらいの容器に入っているのかと思ったら、普段見かけるプラスチック製のカップではなく、なんと、牛乳1リットルサイズのあの紙パックに入っているというのだ。
なので冷蔵庫に並んでいる様子は隣の牛乳などと同じ感じで、パッと見では中が丸ごとプリンだとは気付かないのだという。
なんと、私も業務スーパーには時々買い物に行くのだがそんな品があるとは知らなかった。
そして日も暮れた時刻にプリンを食べた感想が届いた、中身を大きな皿に移してナイフで適当な大きさに切って全体の1/3ほどを食べたらしいのだが、味はあっさりとしていてプリン風味のゼリーと言った感じだったとか。
濃厚さは感じなかったがカラメルでも用意すればもっと違った美味しさになったのではという感想。
値段は200円ほどという安さ、1リットルサイズで200円という安さに逆に躊躇するが、国内製造なので試してみようと思う、美味しいもの目当てというよりは、単に安くて巨大なプリンへの興味でしかないが、量さえほどほどに抑えれば体に悪くもなかろう。
いつだったか仲間らと思いっきりプリンを食べたいねという話になって業務用のプリンの素(粉末状)を買って鍋にどっさり作ったのだが、冷蔵庫に入れてもなかなか中心部まで冷えずに食べるまで5時間近くかかったことがある。
しかも、量も考えず5人で20人分を食べたので気分が悪くなって凝りたのだ、ホイップクリームをどっさり盛ったせいなどもあるのだけれど。
ああ、あの頃は若かったな・・・と五十路の今はそう思う、当時は30代前半、「血糖値が」や「中性脂肪が」などまだあまり考えずに済んだ頃だったのだ。
さて、業務スーパーのそれ、不味かったらどうしようか、まあ、一旦溶かして、パンにでも絡めて似非フレンチトーストにでもしてみることにする。