2016年6月12日日曜日

麺とご飯

小腹が空いた時にラーメンとうどんのどちらかを選ぶとすれば、私は迷うことなくうどんを選ぶ、地元のラーメンは圧倒的にとんこつベースのものが多く、地元民ながらあの独特な匂いが好きになれないからだ、味ももう少しサラリとしていたほうが好みである。

それと価格、昔はそれほど差がなかった両者ながら、今やラーメンのほうが明らかに高いと思う、それと満腹感、どちらも苦しくなるほど満腹になるまで食べるものではないが、個人的にはうどんのほうが小腹もしっかり落ち着くと感じている。



小腹が空く程度なのにラーメンかうどんの量を食うのかという異論はあると思うが。

それはさておき、今日はどれくらいぶりか分からぬほど久しぶりにラーメンを食べた、昼に川端で会った友人と歩いて天神へ向かう途中で「腹減ってない? ラーメン食おうか」とふいに誘われたのだ、その時に最後にラーメンを食ったのが高校くらいの時だったと言うと本当に博多の人なのかと笑われた。

なので入ってみた、私は2種類のトッピングとサイドメニューでご飯を頼み、友人は別のトッピングとご飯を頼んだ。

匂いはいまひとつだったが味は悪くなかった、もちろん残すことなく食べ終えた。

食べている最中に友人が「ラーメンもご飯もどちらも『澱粉』だけど、なぜか組み合わせて食べてしまうよね」と笑う、私は普段はうどんなのだがやはり「うどん+かしわめし」という組み合わせで食べてしまう。

いつだったか遠くから来た友人を連れての地元ではお馴染みの騒々しい「牧のうどん」(2015年2月22日のブログ)での昼食時、「ごぼ天うどん+かしわめし」という組み合わせで注文した際に「ええ? どっちも炭水化物だよね?」と驚かれたことがある、こういう組み合わせでは食べない人だったようで不思議に思えたのだろう。

麺とごはんの組み合わせの味が好みなのか、量的に足りないのでご飯を追加するのか、そのあたりは人それぞれだろうが私はこういった炭水化物同士の注文に抵抗などない。

いつだったかテレビで卵黄のコレステロールを嫌って卵白のみのスクランブルエッグを作っている人を見たことがある、出来上がりは不味そうだったし、実際不味いだろうと思う。

そういう人から見ると私のような炭水化物に炭水化物を重ねる食事などさぞ不健康に見えることだろう、だが美味いのだ、この組み合わせが美味しくて腹が落ち着くのだ。

さて、久々に食べたラーメンの味は先ほども書いた通り悪くはなかった、ただ、やはり料金は高めでコスパは良くないと思う、なので次回のラーメンはいつのことになるだろう、たぶん同じ金額ならば味に全く不満のない定食屋にでも行くと思う。