2016年3月3日木曜日

残したのはVivaldi

起動時に「近いうちにアップデートの対象から外れるからな」という趣旨の非表示設定不可そうなお知らせメッセージ(2016年2月4日のブログ)を吹き出しで見せてくれるGoogleChromeの代替ブラウザとしてChromiumとVivaldiを使い始めて1ヶ月が経とうとしている。

期間中はどちらも1度ずつアップデートをし、どちらもほぼ2週間ずつ使ってみた。

その上での私の個人的な感想としては知名度はChromiumのほうが高いだろうが、使い勝手はVivaldiのほうがずっと優れている。

Chromiumは名前の違うGoogleChromeだと言っても構わないほど見た目もUIも同じなのだが、なぜだがリンクをクリックした時などに数秒待たされることがある、何かを考えるかのようにピタッと止まって数秒後に反応が戻り表示され始めるといった具合なのだ。

幾つかのサイトでは数秒を超えることがある、レスポンスが悪いので体感的にもっさりと遅くストレスである。

「おや?」と思ったのがもう1点、私のこのブログで記事の編集を終えて公開する時に手動でGoogle+側と共有させようとしても無反応になってしまうのだ、なのでChromiumからブログの更新をしている時は公開と同時に自動で共有するように設定していた。

VivaldiはGoogleChromeとは見た目もUIも異なるが、昔のVer12系のOperaを使っていたせいでどこか懐かしくすぐに馴染めた、秀逸なのはレスポンスの良さである、そして全体的にも軽い、体感的にはChromiumの5割増しで頑張っているという感じがするのだ。

GgoogleChromeの代替で使う目的で試した2つであるが、私が残すのはVivaldiである、βバージョンにしろChromiumよりも軽快、そして不具合も少なくかなり安定しているからである、不具合を感じたのは2度で、1度目はタブの切り替えがうまく機能しなかったことがあったのと、2度目はブックマークバーの内容の編集が反映されなかったことがあった時である、いずれも再現性はないもよう、それ以後は特に不具合と呼べるものは今のところ起きていない。

機能拡張についてはGoogleChromeと全てかどうかは不明だが同じものが使えるようなので「uBlock Origin」と「Stylish」、そして「データセーバー」(Googleによる圧縮プロキシ)をピックアップしインストールした。

改良され不具合も更に少なくなれば・・・もしかすると重い重いと言われているFirefoxの利用者や、私と同じく起動時のGoogleChromeからのお知らせメッセージを読まされている現利用者などがVivaldiを使い始めるかもしれない。

あと、中国企業から買収されたのか、されかかっているかのOperaに嫌気が差した利用者も取り込めれば、Vivaldiの利用者はグンと増えるかもしれない。

とりあえずは保険の意味でGoogleChromeは残し、Chromiumは削除、そしてしばらくはVivaldiのみを使ってみる予定。