2016年3月18日金曜日

「効能ではありません」

健康サプリの広告が目にとまった、1粒の中にこれでもかという種類のものが入っていると成分を列挙していた、ざっと覚えているだけでもグルコサミン、硫酸コンドロイチン、黒酢、ルテイン、ナットウキナーゼ、亜鉛、ビタミンC、生姜エキス、・・・他に数種類書いてあったようだがもう忘れた、覚えきれない。

「これらをギュッと1粒に濃縮しました」と書いてあり、いろんな人からの食べてみての感想(食品扱いなので)もそこには並んでいるが、最下行に小さく「お客様の感想であり効能ではありません」という注意書きが控えめに併記されていた。

そう、効能ではないのだ、しかも、小さな1粒にギュッと濃縮するのは良いが成分の種類が増えれば増えるほど1種類についての量は減る、なのでしっかり摂りたくば1度に多めの粒数を食べなくてはならない。

そもそも医薬品ではなく食品なので「効能」というものは期待できないのである、頭が痛い時に1〜2粒飲めば確実に楽になれる鎮痛剤のようにはいかない。

そのサプリの広告は紙媒体上でのものだった、だが、特に深夜帯になるとBS放送などのテレビでは各社様々な健康サプリのCMで溢れている、有名メーカーからあまり知られていないところまで、成分についてもよくこれだけ思いつくものだと感心するほど動植物系を中心に選り取り見取りである。

しかもどれも安くはない、定期購入コースだと少しは買いやすいという程度である、世の中にはこういったサプリに頼りたくなるほど体が弱っている人もいることだろう、健康な人でも現状維持で買う人もいると思う、きっとそこそこ売れているので通販は減るどころではなく増えているのだろう。

健康に留意することはとても大事、だが、1粒中に0.01gも入っていないような食品成分に健康を賭けるのはどうだろうか、私にはタバコや酒を控え、バランスの良い食事を適量食べてたっぷりの睡眠を取るほうがずっと効果的なような気がしてならないのである。

健康サプリの利用は事前のリサーチと価値を見極めた上での客観的な判断で。>皆様