2016年3月19日土曜日

夜間か休日

今週も無事に仕事を終えることができた、新人さんもかなり疲れたようだが明日から2連休なのでゆっくり体を休めてもらえればと思う、とは言え小さな娘さんがいるので家族サービスなどでそうそうのんびりとはできないとは思うが。

ちなみに私は仕事場の隅っこの念入り清掃と除菌で明日の午前中は仕事場に行く予定である。

さて、仕事の帰り道に友人からメッセージが届いた、何でもいいので食べ物を買ってきてくれないかというものだった、弁当でも、パンでも、明日は丸々過ごせそうな量が欲しいと言うのだ。

友人の住まいの近所にはそこそこ大きなスーパーが2店ある、いつもそこで買い物をしているはずなのだが、今日に限ってどういうことだ、何かあったのかと訊けば足が痛いというのだ、運動目的でよく自分が住むマンションの階段の昇り降りをしているのでそのせいか。

まあ、帰り道だし、他に用はないので24時間営業のスーパーでかなりの量を買い込んで友人宅へ行ったのだった、下のインターホンで到着を告げ、部屋まで行くと友人が片足を引きずりながら玄関に出てきた。

午後6時頃に風呂に入りくつろいでいると左足がだるくなり、2時間ほどでズキズキと痛み始めて晩メシを作るどころではなくなったという、冷やすと楽だからと固く絞ったタオルで痛む部分を押さえていた。

てっきり階段から足を踏み外しでもしたのかと思ったら一昨日から階段の昇り降りはしていないという、タオルをとって痛む場所を見ると左足の親指の付け根のあたりだった、少し赤くなっている。

それ、痛風だ、痛風発作だ。

私がそう言うと友人はそれはないと言い切る、最近の健康診断で尿酸値が高かったので尿酸を抑える薬を貰い飲み始めたところなので痛風ではないと言う、・・・いや、だからこその痛風なのだ。

尿酸の合成を抑える薬を服用し尿酸値が急に下がるとそれが引き金になって痛風発作を起こすことがあるのは珍しいことではない、間違いなく友人のは痛風だろう、私もここ何年も尿酸値が7.0mg/dlを微妙に超えているので痛風や尿管結石には注意している。

同じような年齢や体型からか私の友人や知人で痛風発作を起こした人は何人かいる、いずれも数日から10日ほど続いて大変だったようだ、その痛みは相当なもので赤くパンパンに腫れ上がって仕事はおろかトイレに行くのも大変らしい。

さあ、友人に必要なのは丸々1日分の食料よりも別なものだ、もしかしたら明日の朝には這いずりたくなるほどの激痛がやってくるかもしれないではないか・・・と言うとしっかり効きそうな何かを買ってきてくれと言う、なので遅くまで営業しているドラッグストアで本人が希望する通りに効果が高いであろう鎮痛剤(イブプロフェン)と外用薬(インドメタシン、ゲル剤)を買った、本格的な処置は病院でしてもらうとして、とりあえずは今夜と明日の朝を凌げればそれで良いはず。

ドラッグストアではロキソニンを所望したが薬剤師がいないので第一類は販売できず取り扱いはしていなかった、まずはゲル剤優先で使えばいい、効かなければイブプロフェンを飲むだろう、どちらも使わずに済めば使用期限まで薬箱の中で常備薬にするだけである。

それにしても不思議と体調不良は夜間や休日といった病院の診療時間外に起きることが多いようなイメージがある・・・のだが、週168時間の中で病院で診てもらうのが可能な時間が占める割合そのものが小さいので、それ以外の時間帯に体調不良が起きる確率のほうが高いのは自然なことなのだろうけれど。

買って行った弁当を友人は食べていた、先ほどと同じように明日の分もお茶を淹れ、レンジで温めて食べれるだろうか、痛くてそれどころではないのではないか、ちょっと心配である。