2016年3月17日木曜日
新しい仲間と桜
先月後半に11年ほどを一緒に頑張ってきた仕事場の仲間が実家の仕事を継ぐべく辞めた(2016年2月20日のブログ)その翌日から試用期間が始まった新人さんを本採用とすることにした。
当初の予定では試用期間は1ヶ月としていたのだが、最初のうちこそ慣れぬ仕事場で疲れていたようだが2週目には戸惑いも消えてスムーズに仕事をこなせるようになっていた、機転が利くし飲み込みの早い人である。
とても若いわけではないが私よりはまだ若く体力面でも問題ないと判断、この仕事を続けたいかと本人に確認したところ是非ともと言ってくれたので決めたのだった。
今日は彼にとって初の「午後をひとりで切り盛りする」という初日となる、週のうち最も暇な木曜日の午後を任せたのだった。
週を追うごとにそれは1日ずつ追加され、最終的には早朝から午後までを私、午後から宵の内までを新人さんという段取りになる、最も忙しい昼は2人一緒だ。
そんな今日の午後、時折りパートさんに連絡を入れながらも久しぶりに平日昼間の自由時間を散歩で楽しんできた。
かなり歩いたところで花を見つけた、とある小学校の外周に沿って桜が並んでいるのであるが、横断歩道に近い1本にだけ花が咲いていた、全体にではなく特定の枝の先にだけである。
この桜はソメイヨシノなのだろうか、他の桜は蕾が膨らんではいるが咲いてはいない、とはいえソメイヨシノによく似た別の種だと言うほどには全体に花は咲いていない、先にも書いた通り特定の枝だけである、他の枝の蕾は膨らんだ状態だった。
まあ、いずれにせよ花は花であり春が来たということなのだ、ズラリと並ぶ桜の木にびっしりと花が咲くのもそう先のことではないだろう、もうそんな季節である。
気がつけば部屋の中ではすっかり薄着で過ごし半袖のままという時間も長くなり、フリースが登場する機会もめっきり減った。
日の出は早く、日没は遅くなった、雨が通り過ぎた後も凍えるような寒気はもう入って来ないかもしれない、3月も半ばを過ぎたのだ。