仕事帰りに地下鉄でJR博多駅まで行った、目的は筑紫口のヨドバシカメラである、いつになったら買うのだと自分でも思う電子レンジを買いに行ったのではない、数年前にヨドバシカメラで買ったパナソニック製のビデオカメラの液晶ファインダーがおかしくなったので修理の見積もりに出したのだ、映りはするのだが蝶番がダメになっているらしく液晶ファインダーを開いても傾けるだけでパタリと勝手に閉じたりまた開いたりするようになったのだ。
まずは見積もりに出し、あまり高くつくようならば修理はせずに動画はデジカメで撮るようにするだろう、正直なところ使い勝手とPCでの編集の簡単さからデジカメの動画機能のほうが便利なのである、色乗りもきれいで解像度も良く音も鮮明である。
ビデオカメラのAVCHDは処理が重くてPCでは編集しにくい、デジカメのMP4は軽くて楽である、引き換えにファイルのサイズが大きくなるけれど。
地下鉄博多駅からヨドバシカメラまで行きはなるべく地下を選んだのだが、思った以上に人が多かったので帰りは地下を通らずにJR博多駅構内に戻って来た、その途中の筑紫口にはタクシー乗り場があり、待機中のタクシーがぎっしりと見えている・・・はずなのだが今日はいつもの半分くらいで空きが目立っていた、はて、タクシーはどこへ行ったのだろう。
そう思っているとロータリーに入ってくる車の中にびしょ濡れのものが混じっているのに気付いた、にわか雨の中を走って来た感じでまさにびしょびしょ。
確かに仕事場を出た時にパラリとは降っていたが傘など差す必要もないほどで気にしていなかったのだが、場所によってはかなり降ったもよう。
後から知ったのだが福岡空港のほうはかなり降り、特に粕屋郡あたりは土砂降りだったと言うではないか。
JR博多駅の筑紫口にタクシーが少なかったのはそういった雨の場所で急に需要が増えたせいだろう、タクシーはきっとそちらに行ってしまったのだと思う。
風は生暖かい、福岡はあちこちで桜が満開となっている、季節の進みは急に早くなった感じで、そういえば夜間のPC作業に大変重宝していたシーズヒーター(2015年12月30日のブログ)もここ1週間か10日ほどは電源を入れていない、そろそろ次のシーズンまで休んでもらってもいい頃なのだろう。
JR博多駅構内を通り抜けて筑紫口とは反対の博多駅前に出てみると薄日が差しているのだが濡れた車が走る車道は滴る水のせいで濡れた帯が延びていた。
暖かい雨がこんな降り方をするのもひとつ季節が進んだ証なのだろう。