2016年2月8日月曜日

日本製を選んだ姉

夕方に姉と姪っ子との3人でJR博多駅まで行った、メインは家族の食事会であるが時間に余裕があったので博多駅筑紫口のヨドバシカメラに寄った、姉も姪っ子もスマホのアクセサリーが欲しいという。

姉は液晶保護フィルム、姪っ子は長過ぎないスタイラスペン、個人的には静電式タッチパネルのスタイラスのペン先は太くて使い勝手が悪いと思っているのだが、姪っ子にしてみるとパネルが指紋などで汚れてしまうほうが嫌なのだと言う。

そうか、指先はいつの間にか汚れてしまうもので、息を吹きかけて拭っただけでは滲むばかりでなかなかとれない油っぽさを帯びてしまうこともある、姪っ子の嫌がるのはそれだろう。

姉の所望する品は機種によりサイズやフロントカメラ部のカットなどの要素があるので汎用品ではなく専用品を買った、選択肢はそれほどないのですぐに決まった。

時間がかかったのは姪っ子のほう、色が黒でチップが液晶パネルとの滑りが良い品が欲しいというのだが、手にした感じが頼りなかったり妙に長過ぎたり重過ぎたりでなかなか見つからない。

その中から「これかなぁ・・・」と選び出したのがチップがシリコンゴムではなく伝導性のある繊維でできたもので、色は黒、長さは男の手にはやや短い品だった、価格は1,000円ほど。

何気なしに近寄ってきた姉がパッケージを手にして裏を見て一言、「これはだめ」、韓国製だからだめだと言う、「あんな国に儲けさせちゃだめ」とばっさり。

びっくり顔の姪っ子をよそに妙案があると言い地階のPC売り場でネットに繋がったPCから日本製で評判の良い品を検索、「Su-Pen」という姪っ子のニーズを満たしそうな品を見つけて2人でヒソヒソ・・・。

姪っ子も見た目や使った人の評価を見て欲しいというがネックは価格、4,000円近いのだ、姪っ子は1,000円程度のものを探していたので高過ぎる、が、そこで姉が「アタシが買ってあげる」。

その一言で即決である、なお、注文は帰宅後の私のPCからだった、明後日には届くはず。

それにしてもヨドバシのPCで商品検索をしてアマゾンで買うなど、ある意味姉は鬼である。

姉には嫌いな国が4カ国ある、そのうちのひとつが韓国だ、嫌いな国で製造されたものは買わない、人によってはそういうのはナンセンスだと言う人もいるが、買う側にとって重要視するファクターは様々、原材料であったり、デザインであったり、価格であったりと。

その中で製造国がどこなのかが重要だと考えるのならば商品選びの参考にしても何らおかしくはないのである。

それにしても静電式タッチパネルのスタイラスの太さは「ペン先」というよりは「赤ちゃんの指先」みたいなもので細かい描画には向かない、電池式のスタイラスにはペン先の細いものがあるらしいが高価だと言う。

以前使っていたWILLCOMのWindowsMoblieスマホであるアドエス(WS011SH)もタッチパネルだったが静電式ではなく感圧式だった、なのでスタイラスのペン先は本当にボールペンの先ほどで、爪楊枝の尖ったほうで楽々使えていた、その代わりマルチタッチができなかったけれど、個人的にはマルチタッチができなくてもそれほど不自由しないので感圧式のスマホがあっても良さそうな気はする。

私はピンチ操作はあまり使わない、拡大も縮小もダブルタップでのズーム変更(標準→拡大→さらに拡大→標準)やアプリによってはプラスとマイナスアイコンで操作できるものもあるのでそれを使うことが多い、片手で操作するのでそちらのほうが便利だからである。

まあ、iOSもAndroidもマルチタッチを前提として作られているだろうから無理とは思うが。

姪っ子はアマゾンから届くスタイラスを重宝するだろうか、その評価は使い始めて1ヶ月ほど経ってからはっきりする、使い続けていれば重宝している、使わなくなっていれば無用の品だったということである。

さて、どちらになるやら。