福岡市は朝からよく晴れた、そのせいでかなり冷え込んだが日が高くなるにつれ次第に和らぎ、昼前には風もないので暖かくなった、なので昨日書いた通りに洗濯を済ませて布団も干して掃除も終わらせた。
予定と少し違うのは若干遅くなってしまったこと。
さあ、再生速度のおかしいカセットデッキ(ビクター製TD-V505)の点検である、ネジを外し筐体を開くとすっきりとシンプルな内部に拍子抜け、もっとごちゃごちゃとしているかと思っていたのだ、底面に大きな基板があり、乱暴な言い方をすればそことメカ部やディスプレイ部とをフラットケーブルなどで繋いでいるだけである。
抱えるとズシリと重いのに中は涼しいものである、アナログオーディオ機器は重いほうが音に有利だという説が一般的なのでこのカセットデッキもそういうことなのだろう、底板で重量を稼いでいるのだ。
まず疑ったのはメカ部のモーターやギア、ピンチローラ−の異常であるが、筐体を開けただけではなかなか細部の観察ができずに梃子摺った、メカ部がユニットのようになっていてネジやフラットケーブルを外してゆけば分解できるのは間違いないのだろうから固定位置などを入念に見ていった。
この時点でかなり時間を食ってしまった。
分解はメカ部背面から始めることに・・・したのだが、なんとここで意外なものを見つけてしまった、背面には蓋のように基板が固定されていて、取り外してみるとそこにブラシレスモーター用のコイルが巻かれているところから駆動制御に関わっているのは間違いないのだが、この基板に取り付けられている電解コンデンサーが膨張して液漏れを起こした跡のようなものを発見。
つまりは、異常の原因は劣化した16V10μFの電解コンデンサーなのかもしれない、買ってもせいぜい40円ほどのはずなのでパーツショップで買って交換してみようと思う、それでうまく復活できるのなら大助かりだ、なにしろメカ部をどの手順で外してゆこうかといろいろ考えていたので。
今日はもう時間がないが、急げば仕事の休憩時間にでも立ち寄れるパーツショップはあるので休前日でなくても買いには行ける、なので近日中に寝る前にちょっと夜更ししてパーツ交換を試してみることにする。
もし、原因がその電解コンデンサーで、交換によりカセットデッキが無事復活できた際は問題の箇所の画像でも載せてみようと思う。