いつもより忙しい日だった、毎年年明けの営業初日はいつもと変わらぬか僅かに少なめの来客となる店なのだが、今年はなぜだか昨年の2割増しほどもお客さんが多い、ううむ、もしや他のライバル店がまだ正月休みなのだろうか?
そのせいで仕事の上がりも予定より30分遅くなった、仕事場を後にしたのは冬とは思えぬほどぽかぽかと暖かい午後2時頃だった、柔らかい日差しと暖かさは有り難いのだが、空だけでなく近くのビルや通りの先がぼんやりと霞んでいる、PM2.5なのだ、今日は濃くなると予想はされていたが薄い霧に包まれているのではと思えるほどの濃さだった。
そしてなんだか臭いのだ、やはりPM2.5が濃くなると独特な臭いがする。
普通のマスクは透過するし、ハンカチで口元を押さえるのも息苦しい上に効果も薄い、湿らせれば少しは良いらしいがますます息苦しい・・・ええい、面倒だ、そのまま歩いてしまえ。
地下に降りて地下鉄に飛び乗り、ササッと帰ってしまおうかとも思ったが、こういう日に限って郵便局に行かねばならない、先日の音声通話SIMとの入れ替えでデータSIMの返却(2015年12月29日のブログ)なのだ、天神の中央郵便局から普通郵便(切手代82円)で送った。
小さなマイクロSIMカードなのだが封筒は定形内の大きなものにした、宛先がやたら長いのである、ざっと数えて40文字か、ボールペンではなくマジックペンで書くので大きめの封筒でないと書ききれない、以前のSIMカード返却先は違う場所で、その時の住所はもっと長くて数えてみると52文字だった、随分短くなったのか。
年明けの郵便局は人が多かった、重さを測って切手代を払うまで順番待ちで5分ほど、表に出ると霞んだままの天神、横断歩道を渡ろうかとも思っていたのだが、そのまま地下街を歩いて天神駅から地下鉄に乗って帰ってきたのだった。
正月などとっくに過ぎてしまったような感じがする、今日はまだ4日だというのに。
明日はパートさんらも全て揃う、食材卸しの業者さんは新年の挨拶を兼ねて今日からやって来たが、明日は生鮮ものも通常通りに入ってくるようになり正月気分はますます薄れる。
そういえば4日後は十日恵比寿の大祭初日ではないか、早いものである。