2016年1月13日水曜日

架空請求

仕事が終わり着替えも済んでさあ帰ろうとメールやメッセージの確認でスマホを取り出すと珍しくSMSが1件届いていた。

インターネット利用料の支払いがされていないので法的措置を講じるというものだった、一等親にも関わるぞという趣旨の文言も入っていて、最後は連絡先の電話番号が記されていた、番号は「03****8172」である、面白がって試しにかけてみる人がいるかもしれないので正確な番号は載せない。

このブログを読んでいる人の中にも同じようなSMSが届いたことがあるという人はいるのではないだろうか、だが、文末に記されている連絡先へは決して電話をかけないように注意である。

もちろん私はこんなSMSを真に受けるわけがない、典型的なSMSを使った架空請求である、番号は調べてかけてきたものではなく、おそらくランダムではないだろうか。

そういえばSMS機能付きのデータ通信SIMを使っていた頃にも1度だけ架空請求のSMSが届いたことがある、その時の番号は忘れたがこの手の詐欺に使われる番号などたくさんあるのだろう。

こういった手口は随分と前から知られているのに今もこうやって使われているというのは一定の効果が上がっているからではないだろうか、つまり詐欺に引っかかって金を払ってしまう人がいるからではないだろうか。

オレオレ詐欺という言葉もすっかり古くなった感じさのする昨今、ATMやネットバンキングを使った新手の詐欺被害は減るどころか増えているというではないか、私自身では天と地がひっくり返っても被害に遭うなどあり得ないメッセージアプリのやりとりで「電子マネーを買って裏面の番号を教えてください」などという詐欺も懐かしいような気はするが実はそんなに過去の出来事というわけでもない。

あの手この手で詐欺の手法にはキリが無い感じだが、ここはひとつ皆が用心深くなってセキュリティには敏感になれば少しは状況も変わるかもしれない。

ここでもう一度繰り返し書いておくけれど、同じような架空請求は番号と文面を変えて誰にでもやってくる可能性はある、そこに書かれている連絡先の番号へは決してかけないようにするべし。

削除で放置、それで良いのである。