2016年1月20日水曜日

湿気を飛ばしたその後は

ここ最近の福岡はスカッと晴れた日が少ない、晴れても午前中だけだったり、逆に午後だけ、或いは星空がきれいな夜間のみということも多いのだ、なので早朝に洗濯物を干して帰宅する昼過ぎに取り込むといった作業を安心してできないでいる、いつ雨が降り出すかわからないからである。

どうしても乾きが悪い時は電気料金は確実に上がるが洗濯物ならば乾燥機に放り込んでしまえば解決する、生乾きまで室内干しでラストの仕上げ乾燥を乾燥機でというのであれば時間もそうはかからない。

だが布団は日差しに当てて乾いた風に吹かれたほうが全体の湿気がきれいにとれてふんわりと乾燥する、そんな布団で寝ると温かくてグッスリ眠れる。

だが悪天候続きだとそうはいかない、なので布団乾燥機の登場となる、私が使っているのは今はもうパナソニックに吸収された三洋電機製のもの(FK-F1という型番)で、買ってからかれこれ・・・10年か20年か、それくらい古い年代物なのだが壊れないので未だに現役である。

30分も使えば布団はぽかぽかのふんわりになるので寒い冬には便利である。

このブログを読んでいる人の中にも布団乾燥機を使っているという人はいると思う、では、布団乾燥機を使い終わったあとはどうしているだろう、きっと、布団が温かい内に滑り込んでほんわかしているのではないだろうか。

その前にもうひと手間を掛けるみるのも良いと思う、布団そのものにではなく、一旦窓を開けて室内の空気を入れ換えてしまうのだ、「折角の布団が冷えてしまう!」と思う人もいるだろうが、開ける時間はほんの2〜3分で充分なのだ、そして閉める、そのくらいの時間では布団の中は冷えないので大丈夫。

外気と入れ換えてしまうのは布団から飛ばされた湿気が室内に溜まっているからである、そのまま寝ると・・・次第に室温は下がって相対的に湿度は上がる、そこへ呼気や皮膚から蒸発する水分も加わって湿度は更に上がり、そのうち飽和してまずは冷えた窓などに結露する、だが、それ以外のあらゆる物の表面に湿気が戻ってくるのだ、衣類や掛け布団の表面などに。

室温が下がってもなるべく湿度が飽和しにくいように室内の空気を追い出してしまうという手間、完全な対策ではないが有効である、しかも、面倒そうだがすぐに慣れる。

風邪などで呼吸器を傷めている場合などは湿度が高いほうが楽かもしれないのでこのひと手間はお休みすればよい。

冬場の、空っ風の吹く底冷えする地方で特に効果があるかもしれない。