2016年1月27日水曜日

24時間干すよりも

夕方の地元のニュースで福岡における1月の日照時間の少なさについて触れていた、気象コーナーでのトピックだった、例年の半分ほどで1日あたり2時間もないという、現時点の今月のトータルで日照時間は48時間ほどだった。

やはりそうか、毎日曇天に慣れてしまったが、布団を干せるような天気というのは思い出そうとしてもいつだったのかわからないほどである。

こういった時に困るのが洗濯物、洗えても乾かないのだ、一見乾いたようでもまだ湿気ていて触ると冷たさを溜め込んでいる=手指など触れるものから熱を多く奪ってしまうのでひんやりとして肌に当たると寒くて不快である。

ためしにそういった状態の衣類をシーズヒーター(2015年12月30日のブログ)に近づけてみると・・・湯気が立ち上る、布地に湿気がたっぷり含まれているからに他ならない。

室内干しだとなおのこと乾きにくい、暖房に頼って乾かすという方法もあるが蒸発した水分はそのまま湿気となってどこかに結露しそうで困る。

そういった時に活躍するものは除湿機か衣類乾燥機、どちらもアプローチは違うが衣類をカラリと乾かしてくれる。

ただし、ひとつめに挙げた除湿機はコンプレッサー式ではなくデシカント式でないと冬場は機能しない、夏は室温が上がりやすくなるので逆にコンプレッサー式でないと暑くなる、私もデシカント式を1台持っていて窓に薄っすらと結露する冬場に使っている。

夏はエアコンの除湿機能(コンプレッサー式)を使うので除湿機単体は使わない。

では除湿機を使わずに衣類をカラリと乾かすとすれば、ふたつめに挙げた衣類乾燥機に頼るのが確実である、家庭用の衣類乾燥機でも生乾きのものなら20分ほどで乾かしてくれる、今日の私がそうだ、半日ほど室内干しでまだ湿気の残る衣類を家庭用のそれに放り込んで仕上げた、今日のは生乾きよりもう少し湿気があったので35分ほどかかった。

家に衣類乾燥機が無い場合は街のあちこちにあるコインランドリーを活用すると便利だし家庭用のものよりもかかる時間が短い上に一度に多くの衣類を乾燥できる(大容量である)、どこも100円で8〜10分の運転時間だと思うが生乾きならこれで充分、洗濯したての薄手のものならば2倍の時間(200円)、厚めなら3倍の時間(300円)できれいに乾かしてくれる。

これは私が実際に試しに使ってみたことがあるので間違いない。

金がかかるのが難点だが、24時間室内干しで吊るしても思うように乾かせないよりも遥かに手早くカラリと乾かせて雑菌も湧かないのであればその分の価値はあるはず、なにより、しっかり乾いた衣類はそれだけでほっこり暖かいのだ。

雨や曇り空続きで洗濯物の乾燥に困った時のために近所のコインランドリーの場所や営業時間を調べておくと天候不順が続いた時に便利だと思う。

この時期に湿気を抑えておくと良い意味で春からいろいろと違ってくるかもしれない、冬の湿気は気温が高くなると漂う衣類のカビ臭さに現れてくるのである。