2016年1月12日火曜日

無断駐輪

業務用の食材なども取り扱うスーパーでタイカレーのペーストを買おうと寄ってみれば店の入口の両脇にある駐輪場がいっぱいだった、原付バイクが2台停まっているせいでなおのこと狭い、まさにぎっしりで自転車を引っ張りだすにも手間取りそうなほどであった。

やっと1台ぶんのスペースを確保しそこへ駐輪、さぞ店内は客でいっぱいなのだろうと思ったら・・・ゆったりとしていた、中に居た客が全て1台ずつ自転車で来ていたとしても駐輪場の1/3を使うくらいではないだろうか。

無断駐輪なのだろう、JRの駅に隣接しているので買い物には便利なのだが無断駐輪されやすい環境となっている、店側もそれをよく理解しているので無断駐輪は止めてくれと貼り紙をし、長時間停めているものは別の場所に移動している。

それでも無断駐輪は無くならない。

目的の品を買ってレジで精算、店の外に出ると中年の女性が薄手のダウンジャケットを着た若い女性にクレームをつけていた「店に用がないならあっちの駐輪場(係員が常駐する1日100円の駐輪場)を使いなさいよ」。

言われている若い女性は目を合わさず知らぬ顔で自転車を引っ張り・・・出そうとしているが両隣の自転車のハンドルが引っかかってなかなか動かせない、四苦八苦している間ずっと中年の女性にあれこれ言われていた、そこで私は自分の自転車で帰ったのでその後は知らないが。

先に書いた通り長時間停めているものは別の場所に移動されてしまう、まるで隔離だ、日を追うごとに台数が増えているのを知っている、ところが、ある程度溜まると空っぽになってしまうのだ、いったいどこへ持って行くのだろう、公の歩道などに停めている不法駐輪の自転車は市内のあちこちにある保管場所へ持って行かれるというのは知っているが、こういった私有地の中のものも同じなのだろうか。

その隔離された中には高そうなものも少なくない、いずれどこかへ持って行かれるならば受け取りには手数料もかかるのではなかろうか、取り扱いが雑かもしれない。

たとえ安い自転車だとしても自分の持ち物ならばなおざりな扱いはせずに大事にしてあげて欲しいなと思う。