2015年12月6日日曜日

「焼肉がいい!」

延び延びになっていた友人の退院日(2015年11月7日のブログ)が明日に迫った、予定より10日は延びている。

今日は最後の見舞いに行ってきた、退院日前日なのに何故見舞いなのかは今日の内に荷物を持ち出すためである、明日の退院は午前中で、私はその時間帯は仕事中なので行けない、友人も松葉杖での退院なのでなるべく荷物は少なくしておいたほうが良いのだ。

たいした量はないだろうと思っていたが着替えやタオル、シャンプーや石鹸、雑誌やポットなどショッピングバッグで3つぶんほど、松葉杖ではタクシーを使っても不自由な量である。

合鍵をもらって友人宅へ荷物を持ち込んで、ついでに冷蔵庫内の賞味期限切れの危ない諸々もチェック、ごみ袋に入れて持ち帰った。

それにしても病院は日曜日ということもあって見舞い客が多かった、家族連れで来ている人たちもいて何ヶ所かある談話室はどこも数人ずつ人がいた。

「明日の夕方は退院祝いで何か食おう、何がいい?」と訊けば「焼肉がいい!」と即答、友人は肉に飢えているのだ、いつもの倍は食えそうだと言う、そうか、ならば明日は焼肉だ。

友人の右脚はずいぶんと細くなっていた、一目で左脚より一回りかそれ以上細いのが判る、利き脚は右なので本来左よりも太いのだが、それでも細い、本人も力が抜ける感じがすると言う。

使わないと筋肉が落ちて細るのはこんなにも早い。

完全に足の状態が良くなって以前のように歩けるようになれば徐々に回復するとは医者は言う、だが、かなりの日数を要するらしいので無理のないリハビリが必要だとも言われていた。

病室から持って帰ったポットの内側に茶渋が付いていた、それを見て入院日数の長さをあらためて知った、健康とはありがたいものである。