2015年12月25日金曜日

隠し鬼

今夜はお好み焼き友の会、焼肉友の会の時(2015年4月30日のブログ)と同じ理屈で決まった呼び名である、友人ら6人と具材はなんでもありなお好み焼きを何枚も焼いて胸焼けしそうなほど食べた。

予定は午後6時からだったのだけれど若干遅くから始まった、というのも参加者のうちの1人は電動アシスト自転車(2015年8月3日のブログ)で来たのだったが出掛けになって自転車の鍵が見つからずに探しまわって遅れたのだった。

結局、30分ほど探しても鍵は見つからず電動アシスト自転車はただの重たい自転車として脚力だけでやって来たのだった、少し疲れたと本人は言う。

自転車といえども酒は禁物なのでお茶やコーラで食って喋って2時間半ほどを過ごし散会となり、鍵の見つからないままの友人は再び重たい自転車を漕いで帰って行った。

そして1時間ほどが経ってからスマホにメッセージが入っていた「帰ったら玄関の隅に落ちてました、お騒がせしました、あははは」、お好み焼き友の会に来た時は絶望の淵に落ちてしまったようだったのに、見つかったのですっきりと爽やかである。

そうか、自転車の鍵は見つかったのか、確か買った時に受け取るスペアキーを含めて3つの鍵のうち1つでも失くすと盗難保険が失効するはずなのだ、よかったよかった。

それはそうといくら探しても見つからなかった探し物が気分が落ち着いた頃か忘れた頃にふいに見つかるという経験は誰にでもあるのではないだろうか、私も何度かはある、友人が曲順まで考えていろんな歌手の曲をダビングしてくれたカセットテープを聴こうとしたがあるはずのカセットラックには無く、置くはずもない台所や洗濯機の横に置いてある脱衣カゴの中まで探したが見つからず、諦めた数日後に読もうとして何気なく開いた雑誌の間に挟んでいたのがポロリと出てきたりとか。

私は昔からこういう出来事を「隠し鬼」の仕業だと言ってきた、家族が使っていた言葉で、子供の頃は近所の子らも何か失くしたといえば隠し鬼のせいだと言ってたので皆が使う言葉なのだろう・・・と思っていた。

ところが、SNSで「財布が見つからない」と日記に書いている人に「隠し鬼のせいだ」とコメントすると「何それ?」と不思議がられてしまった、他所の地域では使わぬ言葉なのだろうか。

探し物が見つからない場合、焦ったり落胆したりすることはあっても、もう2度と出てこないと決まったことではないので、隠し鬼のイタズラのせいだとでも思い、それが収まればこっそり返してくれるので夜通し探したりせず(汗)しばらく待ってみてはどうだろう。

今日の友人のように、案外すぐに返してくれるのかもしれないし。

おっと、隠し鬼は別として、盗難の可能性があり悪用されるかもしれぬクレジットカードやキャッシュカードの類はすぐ利用停止の手続きをお忘れなく。>皆様