2015年12月18日金曜日

結氷

今朝は冷え込んだ。

早朝、仕事へ行く前には火の元と戸締まりを忘れない、簡単には入られそうにもない高さのベランダだが施錠を確認中にプランターの横に置いてある小さなプラスチック製のバケツが目に留まり、もしやその底に溜まった水が凍っているのではないかとふと思い覗いてみると・・・、薄く周囲にだけ氷が張っていた、脆くて指で軽く触っただけで壊れるほどの氷だった。

今朝は0度くらいにまで下がったのだと思う、風もほとんどなく放射冷却で直に星空が見える場所の諸々が冷えきっていたはず、家を出て博多部から福岡部へと渡る那珂川にかかる橋の欄干も触ってみるとキーンと冷えていた。

須崎公園には猫すら見えない、街も静かで空気が澄んでいるのか星の輝きも鋭かった。

仕事場に着き通用口の鍵を開けて中に入るとメガネがパッと曇る、外よりは暖かく水回りの影響か湿気もそれなりにあるので。

そういえば仕事場近くでよく見かける自転車にいろんなものを積んだホームレスはこんな日はどこで寒さを凌いでいるのだろう、ずっと前にも別のホームレスが夜間に近くのビルの非常階段の下で寝泊まりしていたことがあり、ビルの管理会社に見つかって追い出されて内側からしか開けられぬドアまで設置されてしまい2度と入れぬようになってしまったことがある。

まあ、その時は夏だったので眠る場所は他にもありそうなのだが、眠るだけで人生を送れるわけではないし、冬だとなおのことそうはいかないだろう。

今年は暖冬だと言われている、それでも屋外は寒い、仕事や収入があって安心して眠れる住まいがあるというのは幸せなことだなと思う。

福岡は明日の早朝までは冷え込むがその後は再び気温は高めで推移するらしい、次の寒気はクリスマスの頃で、内陸や山間部なら雪だって降るかもしれない。

・・・ホワイトクリスマスなのか? 子供らは喜びそうである。

私はクリスマスより正月の準備にいろいろ注ぎ込むほうなので雪については交通機関の乱れといった面でしか関心はないけれど。