2015年9月5日土曜日

うっかりでの初体験

今日は友人が遊びに来る予定だったが、急な仕事で夜だというのに仕事場で頑張っているらしい、一緒に晩メシをと用意していた食材は数回に分けて私が食べることにする。

それよりもペプシだ。

そう、1.5Lのペプシを2本買っていたのだが、そのうち1本を早く冷やしておこうと冷凍庫に入れたのだった、友人から予定変更の連絡が入ったのはそれからしばらくの後だった、私は冷凍庫からペプシを取り出すのをすっかり忘れていた、思い出したのはかれこれ6時間以上経った午後9時過ぎ、30分も入れておけば飲むのにちょうどよい冷たさになるというのに6時間入れっぱなしだったので過去の経験からガチガチに凍っているだろうと思っていた。

ところがである、冷凍庫から出してみてもサラッと液体のままなのだ、まず思ったのは閉めたつもりの冷凍庫のドアが少し開いたままになっていて冷えていないのだろうということ、だが、庫内の氷は固く凍ったままなのでドアは閉まっていたらしい、通電が切れているわけでもなさそう、そもそも手で触ったペプシのボトルはとんでもなく冷えている、一体どういうことなのだ。

不思議に思いつつも飲もうとして栓を開けた瞬間からほんの数秒で驚くべきことが起こった、なんと、サラサラの液体だった中身があっという間にフローズン状に凍ってしまったのだった、なのでコップに注ごうとしても出てこない。

「うわ!」・・・、そう声が出てしまった。

これがいわゆる「過冷却」なのか? どこかの電機メーカーの冷蔵庫のCMで見た記憶がある、過去に何度か冷凍庫にペプシを入れたままにしておいた経験はあるがこんなのは初めてだった。

意図的に再現しようとしても簡単にはできそうにない気がする、今日のは何かの偶然だったのだろう、とにかく驚いたし面白かった、しばらく室内に放置していたので凍った中身はほどなく解けた、今は冷蔵庫の中にいつもの冷えたペプシとして入っている。

いやいや、驚いた。