2015年9月14日月曜日
スマート国勢調査
先週の金曜日だったか、仕事から帰宅しシャワーを浴びてゴロリと横になったところで玄関のチャイムが鳴った、オートロックなので事前にインターホンから呼び出しが鳴るはずなのにと思ったら国勢調査員がインターネットからの回答(スマート国勢調査)ができるというIDとパスワードが設定された書類を持って各部屋を回っていたのだった。
そうか、オートロック式のマンションなどでは管理人の協力を得て建物内に入れてもらった上で各部屋を回らないと逐一下からインターホンで連絡をとらなくてはならなくなるので大変な手間である。
受け取った書類は操作ガイドとインターネット回答で使うIDの記載された利用者情報だった。
さきほど回答を済ませた、実に簡単で、調査員と玄関先でやりとりをしながら回答するという従来のものとは比較にならないくらい短時間で終わった、あっけなかったのでアンケートにも答えた。
次回もインターネットでの回答を望むかという趣旨のアンケートの質問には「はい」にチェックを3回位入れたいほどだ。
国勢調査について少し思ったことがあるのだが、これは全ての人らは皆正直に回答しているのだろうか、たとえば、こっそり内緒で一緒に暮らしている人などは回答情報がどういったことに使われるのだろうと不安で回答の内容を変えてしまったりしないだろうか。
世帯主の情報はさておいて、そこへ間借りで同居している訳ありな人の情報を回答すると居住地の役所などに知られて面倒なことになりはしないかといった不安を抱く人もいるかもしれない、そういったことに使用しないのであれば安心して回答するだろう、なので、正しい回答を求めるのならば国勢調査で得られた情報はどういったことに使われて、どういったことには使われないのかの境界が明確なほうが良いだろう。
・・・と、アンケートにも記入した。
「統計法によって厳格な個人情報保護が定められています」だけでは分からないのだ、外部へ漏れぬよう厳格な個人情報保護が定められているのか、統計利用以外では使用されぬよう厳格な個人情報保護が定められているのか、どういった保護なのかはっきりしない、わざわざ「統計法」を調べる人というのもそう多くはないだろう。
さて、インターネットを利用したスマート国勢調査、どれくらい利用されるだろう、成功するかな?