2017年11月4日土曜日

紙での手荒れは意外と激しい

夕方の姉のところへみかんを箱で持って行くと甥っ子がいて晩メシをごちそうになっていた、久しぶりに会ったのだが少し痩せたという、仕事がとても忙しくて遊びにも行けず、帰ったらメシも食わずに寝てしまうこともしばしばらしい。

おー、頑張っているのだな。

話をしながら甥っ子の箸を持つ手を何気なく見ていると手が結構荒れていた、特に指先は白っぽくかさかさとした感じで酷い、水仕事のせいなのかと訊けば仕事で段ボールやDM用の封筒に触れる作業が多いので手が荒れるのだという。

ああ、紙か、確かにそれは荒れる、素手での水仕事の時ほどではないが長時間続けばそれに負けないくらいは荒れてしまうのだ、手指の脂っ気を奪われてしまうのと摩擦の刺激からだろうか、私も若い時のアルバイトで商品を段ボールに詰めて荷台に積むという作業で思い切り荒れた、軍手をすればよいのだがラベル貼りの時に不自由するのでつい外してしまったせいだろう。

おまけに結構な確率で切ったりひび割れたりで痛いのだ。

まさに甥っ子のて指がそうだった、まじまじと指先を見てみると親指の腹が固くなってヒビが入っている、ケアしないとそろそろ割れるだろう。

ちなみにそんな風になるまでに何日だったかと訊けば4日だという、んん、なるほど。

質のいいハンドクリームでも買えと言えば今日買ってきたばかりだといって見せてくれた、ドラッグストアでこれがいいですよと勧められたのはテレビのCMでも見たことがある黄色いハンドクリームだった。

そうそう、あまり意識されていないが手指が荒れると病気に罹りやすくなるのだ、インフルエンザやノロウィルスといった病原体が荒れた部分に付着すると健康な皮膚とは違って洗っても落ちにくいからで、ガサガサになった細かいヒビ割れの隙間に入り込むからであろうことは容易に想像できる。

これから年末に向けていろいろと忙しくなり、甥っ子のように普段とは違う仕事も任せられたり、家では大掃除をしたりと手荒れの季節も本格化する、見た目が悪かったり手指の不快感だけではない影響も出てくるので手荒れ対策は意外と大切なようだ。

かくいう私も面倒だが仕事で洗剤を使った長時間の洗い物をする時はゴム手袋を使うようにしている、着脱が特に面倒だが効果は高い。

感染症対策という点でも、どうかご注意を。>皆様