2017年11月18日土曜日

厳しきノルマ

午後に郵便局へ行った、メルカリで売れたCDをメルカリ便で発送するためである、2次元バーコードを局員に提示し伝票を出してもらいサイズ60の箱に貼ったビニールの伝票入れに収めた。

今回はCDの枚数が多く厚さが3cmを余裕で超えるのでクラフト封筒に収めたゆうパケットではなく箱に収めてのゆうパック扱いなのだ。

ふと、局内に「年賀状」の文字が目立つ、販売は今月に入ってからだろうから既にそこそこな枚数が売れているのかもしれないし、年々年賀状の枚数は減っているらしいのでそれほどでもないのかもしれない、いずれにせよ売るのに躍起だ。

年賀状販売開始日当日のセレモニーに合わせるように年賀状のノルマについてハードな現場の状況を吐露していた関係者からの投稿を某所で目にした、課せられたノルマがあって達成するには相当ハードルが高そうな枚数が具体的に書かれていた。

ああ、それはきつかろう、私はせいぜい20枚、マメな姉でさえ50枚だ、私の場合はメールやメッセージ、音声通話で新年の挨拶をするので書いた年賀状20枚はほとんど仕事の付き合いなどの相手に送るばかり。

郵便事業の内情に詳しくはないので想像に過ぎないのだが、年々減少する年賀状の売り上げ分を通販やネットオークション等を利用する人のゆうパックなどで相殺できていたりはしないのだろうか、配達と人手不足が話題になるくらいなら相当儲かっていそうな気はするのだが。

儲かっているのならノルマを課してまで年賀状の販売に心血注ぐのもいまひとつ分からない。

んん、このあたりはどうなのだろう。

はっきりしているのは郵便局の人たちは大変だということだ、仕事が忙しい上にそんなノルマがあったとしたら夜もぐっすり眠れないではないか。

だが、世の中販売ノルマを課せられた営業は年賀状だけではない、数え切れないほどあるのだ、私の仕事場でさえおしぼり業者やモップやマットなどのサニタリー用品などの業者がやって来る、珍しいところでは爪楊枝と割り箸だ、割った時に四角のものから六角、丸などの割り箸を売り込みに来たのだ、その営業さんがぽろりと「今月ノルマが厳しくて」と口にしたのを聞き逃しはしなかった、あまり詳しく聞いてしまうと買ってくれるのかと期待されそうだったのである程度のところで流したが、どこも大変だなと思った次第。

郵便局に発送の品を預けて表に出ると首元を通り抜ける冷たい北風に身が縮んだ、月曜の朝はかなり冷えるらしい、これからはこういった日が度々登場するのだ。

なんとかは風邪をひかぬとは言うが、風邪もうっかり相手を選び間違えることもあるだろう、忙しくなるこの時期に熱を出して寝込んだりしないよう用心せねばと思う。