2017年11月30日木曜日

「牛乳瓶の底」

午前中の休憩時間にパートさんらと話をしていると「牛乳瓶の底」という表現についての話が出た、パートさんが近所の女子高生との会話の中で「私の兄は牛乳瓶の底のそうなメガネを掛けていた」というくだりで「牛乳瓶の底ってどんなのですか?」と訊かれたのだという。

「ほら、牛乳瓶の底って分厚いでしょう? あれくらい度の強いレンズのメガネを掛けていたの」と説明したのだが、なんとその女子高生は「牛乳瓶」というものを見たことがないと言ったとか。

2017年11月29日水曜日

星間空間の闇で

久々に地球からのボイジャー1号の距離を見てみると210億kmを超えていた、前回このブログで書いたのは東日本大震災からちょうど2ヶ月後の6年半前になる(2011年5月11日のブログ)。

もうそんなに経つのかと思うと共に、実感の湧かぬこの210億kmという距離を電波が届くまでに要する時間で計算してみると19時間半近くだと知りそこであらためて驚いてしまう。

相変わらず秒速約17kmで漆黒の闇を飛び続け、ボイジャー1号にとっての次の大イベントはグリーゼ445近傍の通過か、とはいえ1.7光年ほどの距離を空けてのもので、しかも38,455年先のことだ、バッテリーもとうに尽きていて通信手段もないので、ボイジャー1号自身が独占するイベントとなる。

2017年11月28日火曜日

無臭な人はいない

午前中の休憩時間に副食材の食材卸業の営業さんがやって来た、たまちゃんである(2017年6月27日のブログ)、新人営業として最初のうちは緊張からか口数も少なくぎこちなかったが、今ではすっかり馴染んでよく喋るしよく笑う、それどころかお茶や出来たての煮物の鍋の中を指差してねだったりもする、面白い人だ。

かなりのヘビースモーカーなのだろう、近くにいるとフッとタバコの匂いが漂う、私の営業のたまちゃん=タバコの匂いというイメージが定着している、これは純粋な体臭とは違うが、その人と共に漂う匂いなのでほぼ体臭といっても過言ではなかろう。

2017年11月27日月曜日

薄靄の中のフユシャク

気温は低く湿度が高かった今朝は薄靄で遠くの街灯がぼんやりとしていた、前日の夜に降った雨のせいで足元は濡れたまま、風は全くと言ってよいほど無い、湿度も高いわけだ。

そんな薄靄の中を飛び回る虫がいた、虫はそのへんの壁に止まり、そしてまた飛び立った、特に明るい場所を目指すわけでもなく同じような範囲を行ったり来たりしている、こんな寒い明け方を飛んでいた虫はフユシャクという蛾だ、この虫がこのブログに登場するのは2度目となる(2016年1月17日のブログ)。

2017年11月26日日曜日

張り切り過ぎて28枚

仕事が終わってスマホを確認すると午前10時頃に姉から1件の留守電が入っていた、「ちょっと、体が痛いから病院に行ってきます」というものだ、痛いとはどこがどう痛いのだろう、私は驚いてすぐさま電話をしたのだが留守電に繋がるだけで本人が出ない。

何ごとだろう・・・、不安に思いつつも帰宅し連絡が来るのを待っていた。

少し遅れてから本人から電話があり体中が痛くて力が入らないという、どうしてそうなったのかと言えば早めの大掃除で重いものをあちこち移動させた翌日の今日になって体中が痛くて手足に力が入らないので日曜でも診てくれる病院に行ったそうだ。

2017年11月25日土曜日

起きて欲しくないのは誰しも同じ

市政だよりの告知に加え、地元のニュースなどでもこの訓練の予定については度々紹介されてはいるが身近な人に聞いてみると意外と知らない人は多い。

来る12月1日に福岡市内ではミサイル対応訓練として緊急速報メールが配信されるというテスト配信である、これは第三国による本邦への危害が予想されるミサイル発射等の敵対行為の際の警報であり、12月1日は万が一現実にそういう事態に至った場合に備えてのものなのだ。

このあたりをしっかりと告知しておかないと知らない人は突然鳴動するスマホや携帯を見て慌てふためくに違いない。

2017年11月24日金曜日

執念深い女

夕方、PM2.5混じりの雨のせいで汚れた自転車を磨いて部屋に戻ろうとマンションのエントランスに入ろうとしたところで別の階の女性に出くわした、会えばよく話をするYさんだ、両手にレジ袋を提げている、片方はいろいろと入っていたがもう片方は米だった、5kgの米が入っていたのだ。

重そうだったのでちょうど部屋に戻るから上まで持とうかと声を掛けたところで別の住人が後ろからやって来た、これまた別の階の女性でKさんだ。

後ろからやってきたKさんは「あら、Yさん、今度はうちの(旦那)じゃなくて○○さん(私)に手伝ってもらうの? いいわねぇ。」と笑いながらエレベーターで上へ行った。

2017年11月23日木曜日

富士柿とマレー人


「これはトマトですか?」と若い外国人が果物売り場で高齢の男性に訊いていた、隣には同じ頃の女性がいる、2人は夫婦なのだと思う。

「いいえ、これはカキ(柿)、フジガキ(富士柿)、果物です、フルーツね」と男性が言うと外国人は納得したようだったが、男性がさらに近くにある富有柿を指差して「これの仲間ね」という一言で少し驚いたような顔で頷いたので完全に理解したのだと思う。

2017年11月22日水曜日

隠し味はカンロ飴

先日の姪っ子と甥っ子によるチキン南蛮は鶏肉の腿肉か胸肉かの論争(2017年11月10日のブログ)、甥っ子が妙に自信と余裕に満ちた表情だったのはずっと自炊を続けていたせいだったことが判明した、どうせ野菜や果物はロクに食っていないだろうと雨も止んだ夕暮れ時に甥っ子の部屋へ差し入れでリンゴを持って行ったら厚揚げと里芋の煮物を作っているではないか、正直驚いた。

てっきり今でも毎日姉(甥っ子にとっては母親)のところで晩メシを食っているのだろうと思っていたらそうではないらしい。

2017年11月21日火曜日

熊が可愛いのは見た目だけ


可愛い熊の動画があるとYoutubeへのリンク付きで遠くの友人からメールが届いた、見てみると川を泳いでいた熊が速い流れに飲まれて流されてしまうという動画だった、撮影者の笑い声も入っている。

ぜーんぜん可愛くなんかないぞ! 私にとっては熊とは恐ろしい生き物なのだ。

もっさりとした丸い体つきにぼーっとした表情というのは可愛い印象を与えるにはもってこいだ、人間もそうである、太った丸顔でタレ目なら優しそうだと感じてしまう人がいる、そういった意味で見た目が人に与える印象の影響は大きい。

私もずっと昔はそんな熊を「熊さん」だと捉えていた、丸くて可愛い森の熊さんというわけだ。

2017年11月20日月曜日

浸るのには場所を選んだ上で

午後の天神地下街は人通りが多い、特に地下鉄天神駅から南側は。

私は仕事帰りの寄り道で天神ビルのあたりで地下街へと入った、そこから天神南駅へと向かうのだ、地下鉄に乗るためではない、天神ロフトへ行きたかったのだ。

天神駅からの南側から三越までの間は誰かと並んで歩くのも気が引けるほどに混んでいる時がある、急いでいる人は前の人を追い越して行く、私は誰かと一緒の時は他の人の足を邪魔せぬようになるべく進行方向に向かって縦に並ぶようにしている、会話はしにくいが、それは目的地に着いてからで充分なのだ。

2017年11月19日日曜日

健康であることの有り難さ

仕事から戻ると汚れ物と洗剤を洗濯機に放り込んでスタートボタンを押した、洗い上がりまでは45分ほどかかる、その間に晩メシの用意でもしておこうとしたが野菜が足りないので買い物に出掛けた。

たっぷりの小松菜を薄揚げと煮浸しにしよう、多めにブロッコリーも茹でようか、そんなことを考えながら店の入口を入ったところには少しずつ歩く杖をついた男性がいた、右半身が不自由なのだ。

私はその人を相当昔から知っている、会話をしたことなどはない、最初目にしていた頃はいつも仕事帰りのようで原付バイクでやって来ていた、袖や裾が機械油のような汚れのある作業着姿で、がっしりとした太い体と力強い大股の歩き方が印象的だったのでよく覚えている。

2017年11月18日土曜日

厳しきノルマ

午後に郵便局へ行った、メルカリで売れたCDをメルカリ便で発送するためである、2次元バーコードを局員に提示し伝票を出してもらいサイズ60の箱に貼ったビニールの伝票入れに収めた。

今回はCDの枚数が多く厚さが3cmを余裕で超えるのでクラフト封筒に収めたゆうパケットではなく箱に収めてのゆうパック扱いなのだ。

ふと、局内に「年賀状」の文字が目立つ、販売は今月に入ってからだろうから既にそこそこな枚数が売れているのかもしれないし、年々年賀状の枚数は減っているらしいのでそれほどでもないのかもしれない、いずれにせよ売るのに躍起だ。

2017年11月17日金曜日

シュークリームといちごタルト

久しぶりにJR箱崎駅の裏へと散歩をした、元レンタルビデオ店だった場所にはコンビニが営業していてそこでUターンをして戻って来た。

その途中にある洋菓子店は「Chez Quano(シェ・クアノ)」、訳せば「クアノさんのとこ(家)」とでもなるのだろうか。

私は和菓子洋菓子を問わず甘いものが好きで度々あちこちの店で買い求めてはいるがJR箱崎駅近くのその店では数えるほどしかない、世に言う旨い店はたくさんあり、順に立ち寄ったとしてもその同じ店に再び順番が巡ってくるまでにはかなりのスパンが必要となるからである。

2017年11月16日木曜日

帽子が臭う人はたまにいる

親しい人の中で帽子を被っている人は多い、夏場の直射日光を避けたかったり、短い髪の間を通り抜ける冬場の風を避けんがためだけではない、装いの一部なのだ。

私も普段から帽子を被っている、特に夏の昼間はジリジリと身を焦がすような日差しから狭い陰ながら守ってくれるので手放せない。

キャップタイプにしろハットタイプにしろ、しょっちゅう外出時のお供として使われる帽子なので早いうちに汚れてしまう、特に夏場のオヤジの皮脂で額の部分などは2週間もすればどうしてこんなにと思うほどすっかり汚れてしまうのだ、まあ、それだけ私が脂ぎっているということ以外ないのだが、こうやって文字で書くと小汚さが際立ってしまう。

2017年11月15日水曜日

本人に届くからこそ意味がある

ややこしくも奇妙な話を聞いた、私の友人であるM氏はLINEを利用しているのだが、今日の昼頃に突然普段からやりとりしている人から「ちょっといいですか?」とメッセージが届いていたので何かと思えば「なりすましに疑われているのでLINEの機能だけ一部制限されてしまった」(原文のまま)というメッセージが届いたという。

なりすましを疑われるとはどういうことなのだろう、M氏はそう思って詳細を教えてくれと返信すると本人もよくわからないが運営からそういうメッセージと共に機能を制限されたと言うのだ。

2017年11月14日火曜日

知恵比べ

Youtubeで最初はネズミ(マウス)の曲芸で検索し動画を見ていたのだが、お薦め動画の候補中を辿って行くうちにいつの間にかネズミ捕獲の罠の動画へと辿り着いた。

そうなると次の候補も別の罠の動画だらけで世の中ネズミを捕まえようと知恵を出し合う人の多さを知って可笑しくなった、洋の東西を問わず困っている人は多いということなのだろう。

その罠を見ているうちに生け捕り系と殺鼠系のものとに分かれているのを確認した、殺鼠系の罠は金具やワイヤーなどの力で直接ネズミを物理的に動きを封じて捕獲しようというもの、その衝撃や圧力でネズミは死ぬのが前提となっている、他には水に落としてしまうという罠で、これは溺れ死んでしまう。

2017年11月13日月曜日

ベンチタイム

仕事が終わってスマホを覗くとまたもや寄っていかないかとお誘いメッセージが入っていた、先日と同じ友人からで、天神にいるのでスタバにでも寄り道して行かぬかというものだ、その友人はこういうお誘いを「寄り道カフェ」と呼んでいる(2017年11月5日のブログ)。

今日は・・・いや、今日も特に用がないので喜んで応じた、約束の時刻より少しだけ早く到着すると友人は既に来ていた、しかも前回のお返しなのか、ラテを2人分買っていてくれた。

2017年11月12日日曜日

メガネの一日

私は近視である、なのでメガネを掛けているが仕事中は1日使い切りタイプのコンタクトを使っている。

それが迂闊にも切らしてしまったのだ、新品が届くのは明日の午後になる。

なので昨晩からずっとメガネで過ごし、仕事中もメガネで通したのだった、ほんの数年前まではこれが当たり前だったのだが、厨房の蒸気で頻繁にレンズが曇るのと、顔を斜め下に向けた状態での調理や食材の下処理中など手を離せない時に微妙にずり落ちてしまうフレームを直すのが嫌でコンタクトにしたのだ。

2017年11月11日土曜日

そんな擦り傷の新常識

2日続けて姉のところへ行った、仕事場で多めに仕入れた大根のお裾分けである、そんなことをしなくとも近所のスーパーでいくらでも売っているし特別高いわけでもない、それでも格安で仕入れた大根はあれこれ使いみちがあって便利だろうから持って行ったのだ。

ちなみにパートさんらは1人あたり5本ほどを持ち帰っていたようだ、大根でぎっしりのビニール袋を提げてバスで帰るというのもそれなりに疲れはするかもしれぬが、晩メシはそれを使って何か旨いものでも食ってもらえればと思う。

姉は昆布と炒めてから味付けをするのが好きである、それかふろふき大根だ、寒い時期は特に旨い。

2017年11月10日金曜日

チキン南蛮は腿か胸か

掲示板から料理レシピのコメント欄まで、ことあるごとに登場したチキン南蛮に使う鶏肉の部位論争、腿肉派と胸肉派のあい対する意見のやりとりは面白い。

そんなネット越しの論争が姉のところにやってきた、戦うは姪っ子と甥っ子だ、姉弟で譲らないのだ。

日も暮れた頃に姉のところへ行くと晩メシのおかずで唐揚げを揚げていたのだが、なぜか今日は姪っ子と甥っ子が来ていて台所のイスに腰掛けて晩メシを作る姉の後ろ姿を眺めていた、そこでチキン南蛮の話が出たのだ、腿肉で作るか胸肉のほうが好きかというものである。

2017年11月9日木曜日

続・「たまちゃん」

やはり可愛らしさと親しみやすさから「たまちゃん」という呼び名は愛されるようである(2017年6月27日のブログ)。

今では利用する機会も減ったスーパー内にある対面販売の精肉コーナーで良さそうな数種類を指差してグラム数を伝えると私の注文に応対していたパートの女性が少し離れた場所にいる別のパートさんに声を掛けた、「たまちゃーん、豚バラ400お願い」。

私が注文したうちの1つがその豚バラで、酒と少量の砂糖で練った味噌を塗った上で小分けにし、いつでも使えるように冷凍しておくのだ。

それにしてもたまちゃんか、その呼び名の身近に多いこと。

2017年11月8日水曜日

スズカケノキの下で

全18話の終了も近いWOWOWで放映中の「ツイン・ピークス The Return」(2017年7月22日のブログ)、25年前の初代ツイン・ピークスと比べると時代なりの新しい要素がふんだんに取り入れられていたりで3話目あたりから俄然面白くなってきたのだが、内容が予想を遥かに超えた展開を遂げるので見ているこちらの脳がなかなか追いつけず悩んだこともあるが総じて楽しめる内容となっている。

2017年11月7日火曜日

感染力強し

国立感染症研究所のサイトに最新の感染症発生動向調査のレポートがアップされていた、目を通していて気付いたのは「流行り目」と呼ばれる流行性角結膜炎の報告数の多さである。

私も過去に1度だけ罹ったことがあるのだ、40代の後半だった、直接にしろ関節にしろ接触感染で拡がるこの病気のウィルスとの接点はどこにあったのかが全く分からず、不特定多数の人が触れる何が原因だったのかとしばらく考えていたりもした。

2017年11月6日月曜日

薄い髪は格好悪くない

仕事帰りにいつもとは少し違う道を選んで天神へ寄った、その時に何度か利用したことのあるパン屋の前を通ったのだが、店舗横の路地で1人の男性がタバコを吸っていた、その店のパン職人さんで休憩中だったのだろう、制服と帽子を脱いで通用口付近に置いたスタンドタイプの灰皿の縁でトントンと灰を落としていた。

店内でガラス越しに作業中の姿を見たことはあったが、帽子を脱いで寛ぐ姿というのは初めてだった、制服と帽子で見た目40代前半だった印象は、どちらも無い姿だと40代後半に見えた。

2017年11月5日日曜日

あの人は今

仕事が終わってスマホを覗くと寄っていかないかとお誘いメッセージが友人から届いていた、昼から天神に出掛けているので私の仕事が終わる時間に合わせてスタバで話でもしないかという内容だった。

私のほうは特に他に用があるわけでもなく空き時間はたっぷりあるので喜んで応じた、返信メッセージを送り、少し余裕を見て30分後に某スタバでの待ち合わせだった。

それに遅れることなく着いてみると友人はまだ来てはいない、いつもホットラテのグランデしか注文しない人なので私もそれと同じものを先に頼んでおいた。

2017年11月4日土曜日

紙での手荒れは意外と激しい

夕方の姉のところへみかんを箱で持って行くと甥っ子がいて晩メシをごちそうになっていた、久しぶりに会ったのだが少し痩せたという、仕事がとても忙しくて遊びにも行けず、帰ったらメシも食わずに寝てしまうこともしばしばらしい。

おー、頑張っているのだな。

話をしながら甥っ子の箸を持つ手を何気なく見ていると手が結構荒れていた、特に指先は白っぽくかさかさとした感じで酷い、水仕事のせいなのかと訊けば仕事で段ボールやDM用の封筒に触れる作業が多いので手が荒れるのだという。

2017年11月3日金曜日

クリックし忘れ

朝になってこのブログ経由でメッセージが数件届いているのに気がついた、開いてみるとブログが更新されていないようだが何かあったのかという問いだった。

確か更新したはずだがと確認してみると保存しただけでうっかり公開しないままだったのだ、このBloggerの編集画面の上部にある「公開」をクリックし忘れである。

2017年11月2日木曜日

静寂の中では寝付けない男

夕方に友人がやって来た、最近仕事で岐阜へ行ったらしく、そこで買ったという珍しい米を原料としたウォッカ、そして炭酸とグレープフルーツジューズを持ってだ。

肴はというとうちの冷蔵庫の中に何かあるだろうと踏んで何も持って来なかった、確かに、解凍すれば酒の肴になるくらいのものはいつも入っている。

下戸な私に酒を飲ませるとすぐ寝てしまうのを知っている友人もまた下戸なのだ、旅先で美しいブルーのボトルに入った珍しい米のウォッカをちょっと楽しみたいだけなので下戸な私が相手でも不足なないという、そうか、もし先に寝てしまったら皿は洗ってくれと予め伝えた。

2017年11月1日水曜日

長音3回

午後7時前のこと、部屋でゴロリと横になっているとベランダといわず、台所や玄関からも大きく低い汽笛が聞こえてきた、「ボーーーー・・・」を3回繰り返す長音3回である。

これは周囲の船に自船が航行中であることを知らせる合図だったと記憶している、霧で見通しでも悪いのだろうか、いや、ベランダから外を見る限り霞んでなどいない。

それよりも久しぶりに耳にした汽笛はここが博多湾に沿う海に近い場所であることを思い出させた、そう、元実家町内など昔はすぐそこが海岸だった場所である、今は埋立地が広がり海は少しだけ遠くなったけれど。