明日から雨の日が増えるので姉の家の網戸の具合を見に行った、網の目が広がっていたり破れていたりするヶ所はないか探したのだ、雨が多くなるのと網戸との関係は「虫」だ、梅雨前線の南側に入って気温と湿度が高くなると小さな虫がドッと増えるのだ。
念入りに確認したが網戸に不具合は見られなかった、それでも網の目よりも小さなクロバネキノコバエのような虫は防ぎきれないが。
姉のところには今日も甥っ子が来ていた、晩メシ目当てなのだろう、まあそれは別にしてなんだか臭うのだ、なんだかお前は臭いぞと言うと「Tシャツが臭うのです」と困ったように答えた、洗った直後は臭わないが乾いていくうちに徐々に臭うらしい、それは雑菌のせいだ。
分かっているのなら対処しろと脱がせ、姉にスチームアイロンを借りて目の前で殺菌のしかたを教えた、臭う部分を軽く湿らせてアイロンを押し当てるだけだ、スチームが出ていないと効果は薄い、数秒押し当てて位置を変えて再度加熱、今度は裏から、何度か繰り返せば雑菌は相当減る。
ほら、首でも脇でもやってみろとアイロンを手渡すと恐る恐るTシャツに押し当てていた。
汚れが残っているとまた雑菌が湧くのでしっかり洗えと言うと「わかりました」と答えはしたが、「うるさい叔父だなぁ」と思っているはずだ、そう、私は甥っ子にはうるさく言う。
布地自体が厚手だったり、そうでなくとも縫い合わせの部分など乾きにくい場所は雑菌が殖えて臭いが出やすい、ジーンズのベルトの部分やファスナー、股間の縫い合わせの部分など、漂白剤も使いにくいのでスチームアイロンが重宝する。
乾きが悪くて衣類が臭うという人は試してみるのもいいかもしれない、ただし、アイロンとスチームによる火傷には注意、そして素材は綿か麻に限定し熱に弱いプリントの部分も注意、万が一、何かしらの不具合が起きても自己責任ということでよろしく。>皆様
それにしてもそんな臭いTシャツを着ていると彼女に嫌われるぞと言うと別れてしまったと言うではないか(2017年3月11日のブログ)、もう終わったのか(!)・・・と、驚いてはみたものの私たち男同士の恋もそこそこに足は早いのだ。
まあ、甥っ子は終わった恋にしがみついてやつれている風でもなくのほほんとしている、次に期待か。