2017年6月10日土曜日

オフシーズン



太宰府へ行った、まだ車を運転していた頃は大野城市側や怖い山越え(2016年5月27日のブログ)はせずに宇美町側から行ったものだが今日は西鉄電車である、電車など面倒臭そうに思えたが乗ってみると直通を選んだこともあって早くて快適だった。

目的地は太宰府天満宮ではなく近くの寺で光明禅寺、少し前に「光明禅寺って秋以外でも公開されてるのですか?」と某掲示板に質問が投稿されていたのを見て、秋の紅葉ではないそこを見てみたくなったのだ。

オフシーズンなのに加え、時刻がちょうど昼メシ時で人の動きも少なくなる頃だったせいか寺は閑散としていた、だがこれが良いのだ、参道の賑やかさとは切り離された空間でぼんやりと緑を眺めていた。




日陰に吹く風が涼しくて眠くなってきたところを蚊に刺された、昼間なのでヒトスジシマカだろうか、まあよい、痒い左腕をさすりながらスマホで時刻を確認すると1時間ほど経っていた、紅葉の時期だと人が多くてこれほどゆっくりはできない。

寺を出て天満宮のほうへ歩いてみると外国人観光客の団体などもいて騒々しい、誰の仕業か紫陽花の花や葉が荒らされていてバラバラになったものが足元に散乱している場所もあった。

遅めの昼メシをその近所で食べようかと思っていたのだが、早く福岡市に戻ることにし再び西鉄電車で帰ってきた、これは直通ではなかったので二日市駅で乗り換え。

光明禅寺は秋に何度か来てはいるが、こうやってオフシーズンに来てみるのもよいものである、九州国立博物館で興味をそそる催し物がある時ならそのついでにでも立ち寄ってみてはどうだろう。

梅雨には梅雨の、真夏には真夏の趣が楽しめると思う。