2017年6月15日木曜日

イギリスの大火災

イギリスのタワーマンションで大規模な火災が発生した、こんな大火災になるのかとニュース映像を見て驚いた。

なんでも火元は4階で、冷蔵庫が爆発したのが原因ではないかとみられている、冷蔵庫が爆発を起こすなどは日常の中の危険性として実感はまるでないが、環境問題から冷媒としてフロンではなく可燃性の何かを使うようになった点を考えるとあながち自分たちとも遠い話ではないと思える。

それにしてもこの延焼の早さと広さはどうなのだ、たとえどこか1室で火災が発生したからといって瞬く間にこれほど広がってしまうものなのかと驚いてしまう、どのフロアが燃えているというレベルではない、全体がたいまつのように燃えている、まるでSF映画の怖いシーンのようではないか。

火の気のないところでの火災はなにも冷蔵庫の爆発だけではない、不思議なことにどこかの国では爆発する洗濯機もあったというではないか、コンセント部分に溜まったホコリや、天井裏の配電をネズミが齧ったなど、思いもしないものが火種となる可能性を考えてしまう。

今回のタワーマンションの火災では亡くなった人が多くいる、逃げる間もなく炎と煙にまかれて命を失った人たちで、本来なら普段通りの明日がやって来る人たちでもあったのだ、怖くて苦しかっただろう、全く以って不憫である。

今はただ安らかにと願うばかり。