2016年12月6日火曜日
またもや隠し鬼か
夕方に友人がやって来た、シャワーを貸してくれと言う、テニスの練習の後らしい、いつもならそこのシャワー施設を使うのだが、今日は長々と大声で話しかけて来ては酒に誘うメンバーが鬱陶しくて浴びずに出てきたという。
私は本来相手宅へ行ったり、逆に私の部屋に呼んだりというのはあまり好きなほうではないが、知り合って長く経つとその限りではない、今日の友人も15年にはなる。
シャワーを浴びている間に台所でお茶を淹れる、コーヒーをくれと言われたが私はコーヒーは飲まないので買い置きがない、だからお茶だ。
少しのつもりが30分ほども長話しをしてしまった、私もごろ寝でのんびりするのでそろそろ帰れと追い出そうとしたが靴下が見つからないとパンツ姿でそこらじゅうを探しまわる、どこに脱いだのだと訊けば「そのへんで」と指差すが片方しかないのだ。
そんな所にあるはずもないのにテレビの裏も覗いてみたりするので可笑しくなって笑った、クッションをめくり、冷蔵庫の下まで覗き込んでも見つからない。
仕方ないので片足は素足のまま帰って行った、私は早々にごろ寝スタイルで「そのうち見つかるから」と言った、隠し鬼の仕業(2015年12月25日のブログ)ということにしてその場を終わらせたのだ。
玄関のドアが閉まる音が聞こえ、私はそのまま再放送だが録画済みの「世界ねこ歩き」を見た、それも終わって台所へ行く途中で・・・玄関までの通路に靴下が落ちているのを見付けた。
端のほうではない、堂々と、真ん中にポトリと。
2人ともどうしてそれに気付かなかったのだろう、あまりの横たわりように笑った、可笑し過ぎるので記念に1枚パチリ、いいや、少し無理はあるが実のところ脱いだズボンの中に残っていたのが帰る時に裾から出て来た、或いは、色が似ている大きなスポーツバッグに引っ掛かっていた・・・という間抜けなオチがあるのだろう。
何れにせよ、今日のそれは隠し鬼のせいにしておくことにする、「あったよ」とメッセージを送ると「どこに!?」と返ってきた、一瞬迷ったが正直に「通路の真ん中に」と返すと「なんで!?」と驚いていた。
んん、確かに、ほんとに何故なのだろう、私にもわからない。