2016年12月14日水曜日

プルームテック

時代と共に肩身の狭い思いをしている愛煙家の友人がいる、職場では今まで6畳間ほどのボックスタイプの喫煙室が設けられていたのだが、空気清浄機は設置していてもドアの開閉で中の匂いが漏れるという苦情で今日からタバコは2~4階のベランダだけに限定されてしまったらしい。

友人は今日のような雨の日や寒い日は出たくないと言う。

仮に外で吸っても衣類に匂いがしみつくので周りが嫌がるらしい、友人の職場ではタバコは相当な嫌われようである。

吸うという行為はベランダに出ればよしとして、問題は匂い、衣類の匂いは消臭ミストでは消えてくれないそうで。

そこで見付けたのが電子タバコと言われる商品、2種類あってJTの「ブルームテック」とフィリップ・モリスの「アイコス」、その仕組みの違いから友人は匂いがほとんど気にならないプルームテックを買うことに決めたというのだが、残念なことに人気商品で品薄らしく今は入荷待ちの状態。

そんなに需要があるのか・・・。

何と言う偶然か、友人から「ほら、ちょっと見て!」とNHKで電子タバコの話をしているとのメッセージが届いた、「クローズアップ現代+」という番組でタバコに関する話題を取り上げていて、私が見た時はアイコスの話をしていたようである。

詳しく知りたいので価格を調べてみれば数千円の品だった、これが紙巻タバコと比べて高いくつくのか安くあがるのかはよくわからないが、煙が臭い、室内が汚れると言った苦情から逃れられるのなら愛煙家にとっては待望久しい夢のタバコということになるのかもしれない。

私は以前にも書いたが元喫煙者だった(2015年9月3日のブログ)、健康うんぬんや、嫌煙運動とは関係なく、値上げが痛くてスッパリ禁煙し成功した、強がりでもなく本当に苦しむことなど全くなかったので、電子タバコに移行してまで吸おうと考えるのならいっそのことやめてしまえと思わなくもない。

まあ、ちょっと休憩のひとときにタバコを一服しリラックスするという楽しみも分かるのだけれど。

私はタバコをやめて真っ先に気づいたことがある、友人の職場でも苦情が出ているという匂いだ、どんなに気を遣って吸っていても、着衣と頭部のタール臭からは逃れられない、髭を生やしていたり、ヘビースモーカーだったりすればなおのことだ。

それでいて自分では気付かない、一方の周りの人は嫌だと思っていても面と向かっての指摘はあまりしない、なので本人はますます気付かない。

健康も、火事も、匂いも、どうかご用心を。>愛煙家の皆様