2016年12月29日木曜日

ほっと一息

今日で今年の通常営業は終了した、例年になく忙しい師走は怒涛の勢いで過ぎようとしているが、さすがに晦日前日ともなるとやっと飛び続けていた空から地上に降りてきた気がして安堵している。

明日は午前中を主に大掃除と簡単な納会で仕事納め、私もやっと自分だけの年末年始を満喫できるようになる、昔と違って季節感は乏しいがゆっくりと正月気分に浸ってみようか。

だが、きっと大晦日の日が暮れると暇を持て余した誰かがやって来そうな予感がするのだ、菓子や肴と酒を手に誰かが転がり込むに違いない、そうすると私は飯炊きオヤジにならざるをえない、ああ・・・。

まあ、気の置けぬ相当古い友人たちだからこそ構わないのだが。

甥っ子は同僚たちと太宰府天満宮で年越しをするのだという、天気も悪くないそうなので相当な人出になるだろう、酔って羽目を外したり大勢が故に風邪をうつされたりしなければそれでよい。

姪っ子は母親(つまりは私の姉)と一緒にまったりと年末年始だという、2人で楽しそうに正月の準備をしていた、昨晩は「黒豆を焦がしそうになって焦った」と笑顔マーク付きでメッセージが入ってきた、親孝行な子だ。

私はというと夕方に冷蔵庫に詰め込めるだけの食材を買い込み、先程までちまちまと私と転がり込んで来るであろう誰かの分の手抜きお節を作っていた、台所に黒豆を煮る匂いが漂うと正月が来るのだという実感がやっと湧いてきた。

このブログを読んでいる人にも今日が仕事納めや御用納めだったという人が多いのではないだろうか、もちろんそんなの関係なく仕事だよと言う人もいるだろう、大晦日や元日だって働いている人はちゃんといて、私の仕事始めと入れ替わりでやっと正月休みでのんびりする人もいるだろう。

あの人も、この人も、どの人だって、そしてこっそり私自身にも「お疲れ様」である、今年はまだ2日残ってはいるが、このブログで再びお目にかかるのが来年だったり、もしやもう会えなかったりする人もいると思うので今のうちに書いておこう。

「どうかよい年末年始を。」>皆様