2016年5月1日日曜日

食器のギトギト脂落とし

今日から5月5日までうちに泊まりで遊びに来ている友人が晩メシのおかずで塩コショウで味付けをした豚バラ肉とパプリカの炒めものを作ってくれた、牛肉より豚肉のほうが好きだという友人はいろんな美味しいレシピを知っているらしい。

少し焦げ目の付いた豚バラ肉は香ばしくてとても美味しかった、さっぱりと食べれたのはじっくり炒めて余計な脂をかなり落としているからだろう、それと仕上げに酢を少々使ったせいではないか。

美味しく食べたら後片付け、それは私の担当である、料理そのものはさっぱりと食べられたが食器には脂がたっぷり残っている、これを通常通りに洗うとスポンジに脂がべったりと付いて大変だ。

なので事前に古新聞などで拭ってから洗うのだが、油脂汚れには熱めのお湯に洗剤を垂らし、そこへスポンジを浸しながら洗う、湯沸し器からお湯を流しながら洗うこともできるのだが、ガスをかなり使うし多少なりとも室温が上がるので夏日にはできれば避けたいところ。

熱めのお湯と洗剤の組み合わせだと油脂汚れもイチコロ・・・のはずなのだが、牛脂や豚脂といった動物脂はかなり手強くて何度か洗わないといまひとつスッキリしないこともある。

そこで登場するのが今や洗濯や掃除などの家事に於いてはすっかりお馴染みの品となったセスキ炭酸ナトリウム、どの100円ショップなどでも普通に売られている。

プラスチックのボウルに500mlほどの熱めのお湯に洗剤を適量、そこへ小さじ1/3ほどのセスキ炭酸ナトリウムを入れるだけ、すぐに溶けるので軽く混ぜてスポンジを浸し、あとは普通に食器洗い、これだけである。

セスキ炭酸ナトリウムを入れるのと入れないのでは油脂汚れの落ち方がまるで違う、注意点はアルカリ特有のヌルヌル感が出るので滑って食器を落としやすくなること、すすぎはしっかりと、それと、油脂汚れに強いということは手も荒れやすくなるということでもある、長時間の使用はゴム手袋を使うのが良いと思う。

頑固な油脂汚れでスポンジまでギトギトしそうな時はお試しあれ。

ただし、材質によっては不向きな方法である場合があるかもしれない、どうか自己責任ということで。>皆様