2016年5月23日月曜日

煮るよりも蒸す

姪っ子が豚の角煮に挑戦したいという、女子会で行った沖縄料理の店のラフテーが柔らかくて美味しかったので、なんとか家でも豚バラのブロックから豚の角煮を作ってみたいのだと言う。

レシピはネットで探して自分に作りやすいものをチョイス、手順と材料はちゃんと把握していると言う。

圧力鍋を勧めるレシピが多かったそうだが姪っ子は持っていない、なので下ごしらえでコトコトと時間を掛けて煮ることから始めようとしているのだが・・・。

もし、姪っ子と同じように家庭で豚の角煮を作ろうかと思う人がいれば、下ごしらえの水煮を「蒸す」という方法に変えてみてはどうだろう、耐熱容器に豚バラ肉と長ネギの青い部分や生姜の薄切りを乗せて蒸し器で蒸すだけなのだ、豚バラ肉にはホイルなどで蓋は一切しない。

「それでちゃんと火が通って柔らかくなるのか?」と思う人もいるだろう、だが、火で炙ってから水煮や、単に最初から水煮にするよりも早く柔らかくなるはずである、意外に思われるかもしれないが蒸すと早く柔らかく火を通せるのだ。

時間にすれば水煮の時と比べて2/3くらいだろうか。

その後で味付けをし、しばらく弱火で煮込んで更に柔らかくし、味を染ませれば完成(のはず)。

姪っ子にそう言うと蒸し器を使うというのがやはり意外だったらしくやってみたそうだったが、圧力鍋同様に蒸し器も持っていないようだった。

まあ、圧力鍋よりも安く、取り扱いも簡単で、他に使える料理もたくさんあるのでやや大きめのものを買っておくといいと勧めはしたけれど。

なので1回目の挑戦は水煮で下ごしらえした豚の角煮ができあがるかもしれない、どんな具合に仕上がるだろう、味見で少しお裾分けしてもらおうか。

フライパンや鍋のように所有率は高くないであろう蒸し器、いろいろと便利に使えるので自炊派の人は1台揃えておくと料理のレパートリーが広がって良いかもしれない。