2016年5月19日木曜日

MVNOと緊急地震速報

月々のスマホの利用料金が高いと嘆く友人がいる、キャリアはドコモ、それほど長電話をするわけでもなく、動画三昧で鬼のようにデータ通信をするわけでもない、それでもかなりの出費で年額にすると驚くほど貢いでいる(本人談)という。

何故だか具体的な月額料金は教えて貰えなかった、言うとあまりの高さからショックで私が倒れるとでも思っているのかもしれない。

ならば私と同じOCNモバイルONEにMNPで転出すればどうかと勧めた、音声SIMならばちゃんと110番などの緊急通報も可能だ。

その代わりにキャリア契約とは違って手厚いサービスは無い、ユーザー自ら問題解決しなくてはならない場面も出てくるだろうと思う、まあ、今は同じ環境の利用者がネット上にもたくさん存在しているので先輩方の経験を拝借すればほとんどの問題は解決可能ではあるけれど。

友人は特に緊急地震速報の可否を気にしていた、MVNOに移行するとそれが使えなくなるのではと心配しているのだ、なんでも未来からやって来たという人が南海トラフでの大地震が発生するとネットに書き込んでいたらしく、友人はそれを大変恐れているのだ、熊本の地震が引き金となって微妙に南海トラフ側を震源とする地震が増えているらしい。

緊急地震速報については問題なく受信し鳴動する、先月の仕事に出掛けに鳴った事例(2016年4月16日のブログ)通りである。

なんとも不快な警報音で聞きたくない音ではある。

ドコモ向けのスマホならば「エリアメール」がインストールされていると思う、なのでちゃんと緊急地震速報を受信し鳴動する、その時「災害用キット」を無効にしていると後から内容を確認できなくなる=つまりは過去ログを読めなくなるのでちゃんと有効にしておいたほうが良いだろう。

キャリア契約のようにデータ通信時の速度は速くないだろうが、そこそこの速度で足りる使い方と安定した音声通話と緊急通報が可能で、何より月々の料金がグッと下がる点が大きなメリットと成り得るのならば私と同じOCNモバイルONEはどうだと勧めたのだった。

「速度は速くない」という点をやや強調したけれど(笑)、それでも、速度切り替えで低速通信は通信量の制限が現時点では無い点は大変魅力的だと思うのだ。

ドコモ向けではないスマホとMVNOの組み合わせでどうなるかは不明、そういった組み合わせでなくとも事前にしっかりと可否について下調べをするのは肝要だと思う。