2016年5月22日日曜日

逆恨み

私が車を停めている駐車場に管理会社の車が停まっていた、清掃や名前プレートの取り替えなどではないことはすぐに分かった、とある1台分の駐車スペースに停めてある2台の車を見ながらどこかと電話で話していたからである。

「1台分の駐車スペースに2台分」とはどういうことなのだろうと思う人もいるだろう、1台分のスペースへ物理的に2台が停められるものだろうかと考えてしまうに違うない、が、なんということはない、1台分のスペースに1台目が後ろ半分を、2台目が前半分と停めているのである、車を壁に向かってバックで(或いは頭から)スペース内に収めるという交差したスペースではなく、頭からそのまま壁に沿ってスペース内に収めるという平行したスペースだからこそできるセコい契約違反行為である。

2台目の所有者は1台目の所有者の親しい人か、或いはどちらも同じ所有者か、その点は不明。

「これ、なんですか?」と管理会社の人に訊くと別の契約者から駐車場内で切り返しがしにくい上に出入りに邪魔で接触事故を起こしそうだとクレームが寄せられたのだと言う。

管理会社の人の携帯が鳴った、本部の人からのようで車のナンバーなどを伝えていた、そうか、いろんな輩がいて管理会社の人も大変だ・・・、おっと、私は時間がない、あまりにも車に乗らないので廃車を考えていて、自分の乗っている車が幾らで売れるのか買い取り屋に見てもらうため出掛けなくてはならないのだった。

移動時間10分ほどで1軒目の買い取り屋で見積もり、そこから数分の別店で見積もり、更にもう数分の別店でも見積もり、結局どこも大した差はなく30万ほどだった、そうか、思ったより高く買い取りしてくれるものである、てっきり15万くらいではないかと思っていたのだ。

さて、再び駐車場に戻って来ると契約違反の車の所有者が来ていた、背の低い若いメガネの男で管理会社の人と大声でもめていた、「チクったのは誰なんだよ!」と通報者を明かせとうるさい、「この車か! こっちか!」と傍に停めてあるよその契約者の車を指差して恫喝に近い物言いをしていた。

そこへバイクに乗った警察官が到着、騒ぎは治まった・・・かのようだった。

そして夕方、車には用は無かったが徒歩で買い物に行く途中に通ってみると、なんと、問題のメガネの男の車の傍に停めてあった車の周囲にペットボトルや空き缶のごみそしてビニール袋などが散乱していた、近くの自動販売機の脇に設置してあったごみ入れの中身を丸ごとぶちまけていたようである。

これはひどい、現場を見たわけではないが、あのメガネの男の仕業に違いないと直感した、駐車場内のわざわざ奥にある特定の場所をごみで汚すなど特別な動機が無い限り誰もやらない、「やったのは私です」と明かしたも同然である。

明らかな契約違反で他の利用者の利便性まで損ねた故に落ち度を指摘されただけなのに、なんとも陰湿な逆恨みである、こんな輩がもっと増えでもしたらどうしようと思うと気が重い、嫌な出来事だった。



(追記:2016年6月10日)

我が愛車を手放した、買い取り価格はこの日のブログの本文中にも書いたように約30万ほど、思ったよりも高かったのでよかった。

最後の1ヶ月は30kmほどしか走っていなかった、今までどうもありがとう。>ステラ

良いオーナーが見つかりますように。