こういった席ではメッセージやメール、電話の着信音は邪魔なのでマナーモードに切り替えようとスマホを取り出して操作した、そんな私のスマホを見て友人M氏が「小さい! このくらいのサイズのほうがいいよね」と言って私のスマホをしげしげと見ていた。
メーカーはどこのだと訊くので鴻海・・・ではなくシャープだと答えると新製品かと続けて訊くので3年くらい前の機種だと答えた、スマホで3年は長い、機能の進化が早いので3年もあれば別次元のようなスマホだって登場している。
こういったデジタル機器が好きなM氏なのでスペックについてもいろいろと訊いてきたが、私のこのSH-05Eが元々は無線LANやGooglePlayも使えぬ子供向けな制限だらけのスマホで、root化キットを使って普通のスマホとして機能しているのを知ると1台欲しいと言うではないか、だが、デュアルコアだと言うと「今どき!?」と驚かれた。
パワー不足でさぞ困るだろうと言われたのだが、正直なところ何も困ることはない、特にもたつくことはないのである、クアッドコアですら古くなっているのでオクタコアが当たり前だと言う人は多いと思う、現状では更にコア数の多いヘキサコアも登場している、そこへデュアルコアなのでM氏の驚きは大きい。
まあ、今では後継機種も出たことだし、本当にM氏が買うとしても新品ではもう売ってないとは思うので入手は中古になるだろうけれど。
そう、コア数については全く困っていない、キビキビとして不満は無い、欲を言えばもう少しメモリを搭載して欲しかったのだが。
私がなぜこの機種を選んだのかと言うと、まだroot化キットが登場していなかった頃でも無線LANについては技適を通過しているので隠し機能として実装されているはずだし、各種制限もなんとかして解除できるだろうと踏んでいたのだ、幸いその予想は当たっていた。
そんな予想だけでアテが外れて損をするかもしれないのに買うに至ったのは本体価格が安かったからだ、新品で1台4,500円ほど、45,000円ではない、よんせんごひゃくえんなのだ、これなら万が一失敗してもダメージは軽くて済む・・・と考えたからだった。
root化キットで「SH-05E(改)」となった我がスマホ、あまりに快適だったので予備でもう1台購入した、その後にroot化キットで普通に使えるスマホに化けることが世に広まったために価格は跳ね上がった、私は安い時期に買えてよかった。
他にはEdyやモバイルsuicaといったFelicaが使えるのも私にとっては大きなプラスポイントだった、今ではOCNモバイルONEの音声SIMを挿して全く問題なく使っている。
私もそのひとり、このSH-05E(改)は片手で操作も簡単な胸のポケットに収まるちょうど良いサイズ。
そしてデュアルコアなのだ、ただし、私には必要十分なデュアルコアである、壊れるまでは買い替えない。