2015年7月23日木曜日

DHAはサプリかサバか

昔は知られていなかったが今じゃ珍しくもなくなったω-3脂肪酸という名称、EPAやDHAと言ったほうがもっと馴染まれていると思う。

テレビ(特にBS放送)を見ていると嫌というほどサプリメントのCMが流れてくる、ゴマから抽出した抗酸化力のアレや、目に良いという紫色のアレ、サメの肝臓から抽出したらしいアレ、バラの香りのアレ、しじみを煮詰めたアレ、アレルギーを抑える乳酸菌のアレ、そして青魚からのコレがDHA。

DHAが有意に中性脂肪などを低下させるのはよく知られている、私のような中年期以降にはもってこいな成分だろう、今日は町内会でそんな話が出て私に勧めてくれた人がいる、私が太っているのを心配してくれているのだ。

なんでも1日の推奨量は1gらしい、一言で言うのは簡単だが1gを毎日摂るのは難しいと思う、毎日青魚を食べるというのもなかなかである。

そこでサプリメントの登場、これが手軽で便利なのはよくわかる、なにせひょいと袋やボトルから取り出して水で飲んでしまえば終わるのだ、欠点は1ヶ月分の値段はそれなりにするということ、有名タレントを派手に起用してCMを流すので広告費だけで凄そうな気がする、商品の価格は経費の高さなのだと思う。

原価は幾らくらい・・・などと下世話な話は別にして、某社サプリメントの場合1ヶ月分を日割りにすれば1日あたり180円ほどになる、高いのか安いのかよくわからないが、これなら許容範囲な気はする。

最大のライバルはサバだ、青魚のサバなのだ。

なんのことはない、1缶100円ほどのサバ缶を食べたとすればサプリメント数日分のDHAが摂れてしまう、缶の中の煮汁まで食べてしまわなくてもそれくらいにはなるのだ、なので1缶を開けて2日で食べてしまえば1日あたり50円となる、欠点はDHAが酸化しやすいのと飽きてしまうことだろうけど。

DHAを必要としていて青魚が苦手ならばサプリメント、青魚マニアなら缶詰、そんなとこだろうか。