2015年7月13日月曜日

続・あぶらむし

昨晩とは随分違って風がサラリとして心地良い、すっかり日も暮れた頃にベランダに出て街灯に沿って通りを眺めていた、涼しいのだ。

そのまま室内に戻って風通しをよくしようと台所側の窓を開けて部屋に戻ってみると・・・うっかりしていた、網戸を閉め忘れていたベランダ側からポトリと虫が入ってきた、またもやゴキブリ(=あぶらむし、2015年5月24日のブログ)だった。

今度は壁に沿って走って逃げ角のあたりでじっとしていた、前回同様殺虫剤をスプレー、すぐに苦しんで暴れだすだろうと捕獲用のビニール袋まで用意していたのだが今回は違った。

一瞬動いたがじっとしたままなのだ、再度スプレーしても変わらず、死んでしまったのかと思ったら生きているではないか、なんだこの余裕は、殺虫剤が効かない。

まあ、ハエや蚊に使うタイプなので抵抗性のついたゴキブリには効きにくいのだろうがここまでとは思わなかった、前回のゴキブリよりもずっと殺虫剤に対して抵抗する個体だった。

とはいえ元気なままのゴキブリをビニール越しとはいえ掴むのは嫌なので最終兵器の登場となった、万が一ムカデが登って来た時のために用意していた凍らせるタイプの殺虫剤である。

この殺虫剤にはコツがいる、普通の殺虫剤と同じ感覚で使うとたいした効果はない、スプレーする距離を短くしないと凍らないのだ、離れすぎると虫が寒がって逃げるだけである。

ゴキブリだと逃げ足も早いので一方向からだけだと反対側に逃げられそうでもある、なので頭部→尻→頭部→尻→頭部→尻→と範囲を狭めながらスプレーの距離も急激に近づけるとゴキブリはあえなく真っ白に凍った。

あとはビニール袋を手袋代わりに掴んで裏返し口を縛ってポイ、凍ったゴキブリがビニール越しの手にツーンと冷たかった。

最近のゴキブリは薬剤に抵抗する、殺虫剤はゴキブリ専用のものか凍らせるタイプのほうが確実かもしれない、おっと、どちらも火気厳禁なのでご注意を。>皆様