梅雨らしく雨が続いている、雨量はたいしたことないのだが昨晩から降り続いている、気温は低めだが湿度がほぼ飽和していて快適ではない、心なしか外の風がカビ臭いような気がする。
今日は七夕、晴れていれば星空見上げて天の川を探す人も多いだろう、福岡からではこんな天気なので無理だけど。
ベガ(織姫)もアルタイル(彦星)にデネブを加えて線で結ぶといかにも夏真っ盛りな”夏の大三角”になる、ベガもアルタイルも今日だけしか見えないのだと思っている人もいるけれどそうではない、今よりも8月〜9月のほうが観測しやすいのだ、七夕によく話題になるそれらの星はいつだって観測できるので今日が雨でも構わない。
そんな夏もこれからが本番という頃なのに、アルタイルのすぐ後ろには早くも”秋の大四辺形”が迫っているし、夜明けの太陽よりもほんの僅かに早く冬の主役であるオリオン座が昇り始めている。
秋の大四辺形はなぜ”秋の大四角形”ではないのだろう、まあよい、星を見ているといつものことながら季節の進みは早いものだと感じる。
ちょうど1週間後は博多祇園山笠の追い山で博多は夏の盛りを迎える、8月に入ってすぐの大濠の花火大会で夏はピークを迎え、あちこちの親類縁者がお盆に集まり、9月に入れば筥崎宮の大祭で秋の始まりとなるわけだ。
ああ、ほんとに早い、転げるように早い、今年も既に残りのほうが少ないのだ、これならどんどん歳をとるはずだ。
明々後日は金星が最大光度に達する、日没後のしばらくは西の空に明るく輝く金星が見えるはず、すぐ近くには木星も位置している、晴れていれば見てみませんか。>皆様