ほぼ1ヶ月前に出されたソフトバンクからのプレスリリースはPHSサービスの終了に関するものだった、ついにと言うよりは順当な展開だなと感じたので驚きなどは無かった。
この流れに敏感に反応したのは「PHS停波まで頑張る!」と息巻いていた私の友人の中で唯一のガラケー利用者でありPHS利用者でもある友人だ(2017年12月3日のブログ)、さあ、どうするのだろうと様子を見ていたら、なんと今日の午後に「PHSやめました、これからはOCNです」(OCNモバイルONE)というGmailが届いていた。
なんと、友人は携帯キャリアから脱しMVNOへと移ったのだ、しかもOCNモバイルONEの音声通話SIMとスマホのセットをネットで購入し開通手続きも終わって晴れてMVNO利用者となったのだった。
そのままソフトバンクの携帯へは格安で乗り換え可能だったのではないかと訊くと事務手数料免除などの優遇措置はあったもののPHSでなければソフトバンクそのものには魅力を感じないので他所へ移ったのだと言った。
なるほど、確かに、ソフトバンクに惹かれるものがなければ居続ける理由はない。
それはともかくスマホは便利なのか不便なのか分からないと笑っていた、あれこれ自分好みにカスタマイズ可能なのは楽しくて便利だが、ガラケーのようなシンプルさはなく、特に何かトラブルが発生したり操作に迷った時に強権発動の如くとにかく押せば全てを停止可能で何事もなかったかのようにトップへ戻れるメカニカルな終話ボタンがないのは不便だとのこと。
なるほど、その気持ちはよく分かる。
これで友人はOCNモバイルONE仲間だ、同じMVNOを使うメリットは特にないけれど、なんとなく仲間だなという気はしている、そして、私も重宝しているのと同じように便利に使ってくれたらいいなとも思う。