2018年5月22日火曜日

深夜のサイレン

日付も変わった時刻に目が覚めた、サイレンだ、救急車のサイレンが大きくなって通り過ぎるかと思いきや近所で音が止まったのだ、聞こえ始めたあたりで目は閉じたままだったものの、頭は睡眠から目覚めていて音の移動を追っていたのだった。

だが止まったのでどこだろうと気になって起き上がった、ベランダから下を見ると救急車本体は見えないが向かいの建物にチラチラと赤色灯が反射している、やはりすぐ近所だ。

救助隊員の声がかすかに聞こえもする、そこで私は室内に戻ったが、数分後に再びサイレンを鳴らしながら救急車は遠ざかって行った、どこかへ搬送されたのだ。

トイレで目が覚めるのとは違ってサイレンや携帯の緊急警報などだと何事かと気になってなかなか再びは眠れない、他には電話の呼び出し音もそうだ、どちらも深夜のそれは嫌なものである。

救急車か、私の友人で過去に事故で2度乗ったことが人がいて、その乗り心地(?)について聞いたことがあるのだが「固くて乗り心地は良くない」らしい、固いとは担架がだろうか、それとも中のベッド(?)なのか、そもそもどういった具合に乗せられるのかがよく分からない。

たぶん担架ごとだとは思うのだが。

まあ、そんな乗り心地はさておいて、できればお世話になりたくないのが救急車である、万が一の時に急いで病院へ行く必要があってもタクシーを呼んで自力で行ける程度の状態であればいいなと思う。