そう、宵の内に天神で待ち合わせをした友人は晴れ晴れとした表情をしていた、雑談を交わす口調にもそれがはっきりと表れていた、受理された日の関係で今日が退職日となった友人のことである(2018年4月22日のブログ)。
「晴れ晴れ」というタイトルを思いついて書いている今日のブログ、その言葉の意味を改めてネットでだが調べてみると「少しもわだかまりなどがなく、気持ちがさっぱりとしたさま。」と説明されていた、まさにその通り。
本来ならば職を失うと先の生活の不安などから暗くなりそうなものだが友人は真逆だ、今までどれだけ精神的な負担になっていたのかが窺い知れる。
「短い間でしたがお世話になりました」とよく顔を合わせていた人たちに挨拶をすると男連中のほとんどは「はいはい」で通り過ぎたりこちらをチラッと見るだけという散々なものだったらしい、逆に女性の中にはいろいろと言葉をかけてくれた人が多かったという。
そんな退職日から帰宅した夕方、更衣室で着替えている最中なのを知らぬ男連中が、その隣にある休憩室で自分のことを「あのおかま」とネタにし笑っていたことや、そんな仕事に向かう朝の憂鬱さ、辛い食堂でのことなどを思い浮かべると今更ながら悔しくで泣いてしまったそうだ。
まあ、嫌なことは早く忘れることである。
それはそうと今度は職探しだ、求人件数は数年前よりも多いが年齢が高くなるとそれだけ不利になりやすい、安心して働ける自分にぴったりな職場が早めに見つかればいいなと思う。